城下町のある近畿地方4つの都市の和菓子店が現状とこれからの可能性を語るトークイベントが、今(10)月19日、和歌山市の和歌山ビッグ愛1階・展示ホールで開かれます。
これは、紀州の和菓子と文化を考える会が主催するもので、今回は、和歌山大学や県立医科大学などでつくる高等教育機関コンソーシアムわかやまの講座として開催されます。
第一部で、考える会代表の鈴木裕範(すずき・ひろのり)さんが講演したあと、第2部では、鈴木さんの進行で「和菓子文化は城下町再生に貢献できるか」と題したトークセッションが行われ、4人のパネリストが登壇します。
パネリストは、彦根城がある滋賀県彦根市の「有現会社・いと重(じゅう)菓舗(かほ)」代表取締役、藤田武史(ふじた・たけし)さんと、伊賀上野城のある三重県伊賀市の「株式会社・桔梗屋織居(ききょうやおりい)」社長、中村伊英(なかむら・よしひで)さん、郡山城のある奈良県大和郡山市の株式会社「本家菊屋」社長を務める菊岡洋之(きくおか・ひるゆき)さん、そして、和歌山城のある和歌山市の株式会社「総本家駿河屋」社長、岡本良太(おかもと・りょうた)さんの4人で、それぞれの店や地域の現状などを報告しながら、城下町の再生に、和菓子文化がどのように関われるのかを語り合います。
また、イベント会場には、4つの和菓子店のブースが設けられ、それぞれの店を代表する銘菓が販売されます。
このトークイベント「城下町と和菓子文化とまちづくり そして未来につなぐもの」は、今月19日の午後1時から、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛1階・展示ホールで開かれます。
入場は無料ですが、事前の申し込みが必要です。申し込みは、ファックスとメールで受け付けています。
ファックス番号は、073―428―2688。
メールアドレスは、kishuwagashi@gmail.comです。