和歌山市を拠点にスーパーマーケットを展開する株式会社松源(まつげん)の相撲部が、きょう(2日)紀の川市桃山町(ももやまちょう)で「ふれあい相撲教室」を開き、園児たちと交流しました。
これは、松源相撲部が地域貢献活動の一環として初めて企画したものです。きょう午前、紀の川市桃山町調月(つかつき)の桃山会館に、白いまわし姿の松源相撲部員5人が訪れ、地元の児童発達センター「つぼみ園」に通う2歳から5歳の園児およそ35人の前で、足を高く上げる四股(しこ)や投げ技を披露しました。
続いて相撲対決も行われ、園児5人がかりで体重が140キロ近くある相撲部員にぶつかると、ほかの園児や先生たちが盛んに声援を送り、見事土俵の外へ押し出すと歓声があがりました。
園児たちは「すごく楽しかった。お相撲さんは大きくて強いです。触ったらもちもちしています」と話していました。
松源総務部の中村泰明(なかむら・やすあき)部長は「我々も色々と勉強になります。地域の子どもたちが喜ぶような取り組みを続けていきたい」と話しています。松源では、今後も「ふれあい相撲教室」を通じて、地域貢献につなげたい方針です。