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「結核予防週間」街頭啓発(写真付)

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いまでも1日に6人が命を落としている結核の予防を訴える街頭啓発がきょう(9/27)、和歌山市の2つの駅前で行われました。

街頭啓発の様子(JR和歌山駅前で)

これは、今月(9月)24日から30日までの「結核予防週間」にあわせて、和歌山県と結核予防会県支部、それに県健康を守る婦人の会のメンバーあわせて10人が出て行ったものです。

JR和歌山駅前では、午前7時45分から街頭啓発が行われ、県職員らが、あぶらとり紙や、「結核の常識」と題したパンフレットの入った啓発グッズを配って駅の利用客らに結核予防の大切さを訴えました。

県・健康推進課によりますと、去年(2018年)、県内で新たに結核を発症した人は132人で、前の年より7人減りましたが、人口10万人あたりの罹患率は14・1人で、全国平均を上回っています。

また、70歳以上の割合が69・7%、80歳以上の割合が51・5%と、全国平均より10ポイント前後高く、30歳未満の若い人も7人発症しています。

また、結核を発症してから初めて診察を受けるまで1か月以上かかった人の割合は20・3%で、受診の遅れが目立っています。

きょうの啓発活動に参加した、県健康推進課の楠石由則(くすいし・よしのり)課長は、「結核は空気感染による感染症で、気付かないうちに感染することがあるので、2週間以上、咳やたん、微熱が続いた場合には、早めに医療機関を受診してほしい」と話しました。

結核予防週間にあわせた街頭啓発は、これまでに県内各地で行われていて、結核週間最終日の今月30日には、橋本市と御坊市のショッピングセンター前などで行われます。


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