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新人・中阪氏初当選 かつらぎ町長選挙で382票差(写真付)

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任期満了に伴うかつらぎ町長選挙の投票がきょう(22日)行われ、即日開票の結果、新人の中阪雅則(なかさか・まさのり)候補57歳が、3選を目指した現職の井本泰造(いもと・たいぞう)候補67歳を破り、初当選しました。

裕子夫人とともに花束を受け取った中阪氏(左)

かつらぎ町選挙管理員会が、今夜9時44分に発表した開票結果は、次の通りです。敬称は省略します。

当選 中阪雅則(なかさか・まさのり) 無所属・新 5091票
井本泰造(いもと・たいぞう) 無所属・現 4709票

以上が、きょう行われたかつらぎ町長選挙の開票結果でした。

初当選した中阪氏は、中京大学を卒業後、海南市の職員となり、産業振興課長などをつとめたあと退職して今回の町長選挙に立候補し、現職の厚い壁を破って、初当選を果たしました。

事務所前で深々と頭を下げる中阪氏(22日9時55分頃)

かつらぎ町笠田東の選挙事務所でバンザイ三唱した中阪氏は、支持者を前に挨拶し、去年5月15日の自身の誕生日に出馬を決意したことを振り返りながら、382票差だった選挙結果を踏まえ、「相手候補に投票した人の期待を私への期待に変えてもらえるよう一生懸命取り組まなければならない」と述べました。その上で、中阪氏は「かつらぎ町が今後も発展していくためには、町民が一丸となって取り組むべき課題が多く、令和2年度に特例債が終了する防災行政無線の整備など、取り組むべき課題はたくさんある。かつての上司、神出政巳海南市長をはじめ、いろんな人の力を借りながら、1つ1つ課題を解決していきたい。若い人たちが住んでよかった、住み続けたいと思うような町をつくっていきたい」と決意を述べました。

開票場となったかつらぎ町総合文化会館で

投票率は、68・36%で、8年前の前回選挙に比べ、6・9ポイント低くなりました。当日有権者数は、1万4478人でした。


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