あす(19日)から始まる大学入試センター試験を前に、きょう(19日)、和歌山市の予備校で出陣式が行われました。
きょう午後1時から、和歌山市太田(おおだ)の予備校「和歌山英数学館」で行われた出陣式には、受験生およそ200人が参加し、はじめに笹岡惠一(ささおか・けいいち)学校長が、「いよいよあすはセンター試験です。自信を持って臨み、最後の科目の最後の時間まで諦めることなく解答用紙に向き合ってください」とエールを送りました。
このあとスタッフが、「当日は着慣れた服を着ていくこと」や「心の支えになるものを持っていくこと」、「受験票などの持ち物をしっかり確認すること」など当日の注意事項や心構えをアドバイスし、受験生一人ひとりに、金色にコーティングされた鉛筆2本でVの字を表したオリジナルの「ヴィクトリー鉛筆」をプレゼントしました。
そして、受験生の代表5人が前に出てそれぞれ決意表明をし、全員で拳(こぶし)を突き上げてあすへの気持ちを新たにしていました。国立大学を目指して浪人している19歳の女性は「平常心でいつも通り自分の力を出したい」と話し、同じく19歳の男性は「気持ちの整理ができたのでどんな結果でも受け止めるつもり。去年の自分に負けるわけにはいきません」と意気込みを話していました。
大学入試センター試験は、あすとあさって(20日)の2日間、全国一斉に行われます。和歌山県内では、和歌山市と紀の川市の4つの会場で3700人あまりの受験生が国語や数学、外国語などの試験に挑みます。