平成29年度の「和歌山県技能検定」で優秀な成績を収めた人を称える表彰式が、きょう(18日)和歌山市で開かれました。
技能検定は、県・職業能力開発協会が年に2回実施している実技と学科の試験で、造園や菓子製造、家具製作、機械加工などさまざまな職種ごとに技術を測ります。今回は、優秀な成績で試験に合格した1級技能士の部11人、2級技能士の部8人、3級技能士の部12人が表彰されることになりました。
きょう午前、和歌山市の県民文化会館で行われた表彰式で、県商工観光労働部の山西毅治(やまにし・たけはる)部長が、出席した21人に表彰状を贈り、「皆さんが持つ技能は、絶やすことのできない貴重なものです。さらに磨きをかけ、県内産業発展の牽引者として活躍してほしい」と挨拶しました。
またきょうは、全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の「喫茶サービス」競技で入賞した山下優香(やました・ゆうか)さんも表彰されました。山下さんは、和歌山市の「ホテルアバローム紀の国」で宴会サービスを担当していて、アビリンピックでは昨年度(2017年度)に銅賞、今年度(2018年度)は努力賞に輝きました。