茶道の表千家同門会和歌山県支部が、先月(12月)和歌山市内で開いたチャリティ茶会の収益金の一部を、きょう(10日)「和歌山県愛の基金」に寄附し、感謝状が贈呈されました。
表千家同門会県支部は、2000年度から、東日本大震災や紀伊半島大水害の翌年の2012年度をのぞいて、毎年、和歌山県愛の基金への寄附を続けていて、寄付額は昨年度(2017年度)までの累計で220万円にのぼっています。
今年度(2018年度)も、先月9日に和歌山市民会館で開いたチャリティ茶会の収益金の一部となる10万円を和歌山県愛の基金に寄附したものです。
きょう午後、県支部の林和宏(はやし・かずひろ)副支部長と小西敏文(こにし・としふみ)参与、それに鎌田(かまだ)えい子事務長が和歌山県庁・北別館の福祉保健部長室を訪れ、山本等士(やまもと・ひとし)福祉保健部長に寄附金10万円の目録を贈呈し、山本部長からは仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事からの感謝状が贈られました。
愛の基金は、県が障害者支援や少子高齢化対策など福祉の充実に役立てるため、一般財源とは別枠で寄附金を積み立てているものです。
山本部長は「皆さんからの毎年の寄附が、大変貴重な財源となっています」とお礼を述べました。
表千家同門会県支部の林副支部長は「県民の皆さんの困り事に役立ててもらおうと、毎年寄附を続けています」と話していました。