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「紀の国わかやま大会」が開幕 皇太子殿下出席で開会式(写真付)

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障がい者スポーツの祭典「第15回全国障害者スポーツ大会」、「紀の国わかやま大会」がきょう(10/24)開幕し、3日間の競技がスタートしました。

開会式の様子

開会式の様子

この大会は、別々に開催されていた身体障害者と知的障害者のスポーツ大会が一つになり、2001年から毎年、開かれているもので、オリンピックとパラリンピックのように、国体の開催後に同じ場所で開かれています。

和歌山県選手団の一部が他の選手団を出迎える

和歌山県選手団の一部が他の選手団を出迎える

入場には盲導犬が同行する姿も

入場には盲導犬が同行する姿も

 

きょう午前9時50分から和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われた開会式の式典では、汗ばむ陽気の中、参加する47都道府県と20の政令市の選手・監督らあわせて4千人余りが、南から順に入場行進し、最後に和歌山県選手団が入ってくると、会場からひときわ大きな拍手が送られました。

入場する和歌山県選手団

入場する和歌山県選手団

和歌山県選手団は出迎え組を吸収して大選手団に

和歌山県選手団は出迎え組を吸収して大選手団に

そして大会会長の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)和歌山県知事が開会を宣言し、式典に出席された皇太子さまが「2020年の東京パラリンピックに向けてこの大会が契機となり、障害者スポーツがより発展し、障害者に対する理解が深まることを希望します」と、お言葉を述べられました。

開会宣言する仁坂知事

開会宣言する仁坂知事

おことばを述べられる皇太子さま

おことばを述べられる皇太子さま

この後、炬火の点火式が行われ、今月6日まで11日間、開かれた紀の国わかやま国体の閉会式で炬火を引き継いだ陸上の生駒知季(いこま・ともき)選手が車いすに乗って現れ、同じく陸上に出場する視覚障害の鈴木敏美(すずき・としみ)選手に炬火を手渡しました。

第1炬火走者の生馬選手

第1炬火走者の生馬選手

第2炬火走者の鈴木選手

第2炬火走者の鈴木選手

そして、伴奏者とともにトラックを走った鈴木選手から車いすバスケットボールの山下敦美(やました・あつみ)選手にリレーされ、最後に、炬火を引き継いだ陸上に出場する中屋武留(なかや・たける)選手が階段を駆け上がって、炬火台に点火しました。

炬火は第3走者の山下選手へ

炬火は第3走者の山下選手へ

最終走者の中屋選手が階段を駆け上がる

最終走者の中屋選手が階段を駆け上がる

そして炬火が点る

そして炬火が点る

この後、選手宣誓で、陸上の山本昴城(やまもと・こうき)選手と、アーチェリー出場の谷口(たにぐち)ゆかり選手が2人で声をあわせ、「この大会を通じて、全国の仲間との絆をより一層深めるとともに、全力でプレーすることを誓います」と、大会での活躍を誓いました。

選手宣誓する山本選手(左)と谷口選手

選手宣誓する山本選手(左)と谷口選手

また、式典の前後には、障害者施設の子どもたちや支援学校の生徒らが、歌やダンスを披露し、鉄砲隊や紀州よさこいの演武も披露されました。

式典前後のプログラムの様子

式典前後のプログラムの様子

坂本冬美さんも登場

坂本冬美さんも登場

「紀の国わかやま大会」は、きょうから3日間の日程で6つの個人競技と団体競技7つのあわせて13の正式競技が、県内7つの市と町にある15の会場で行われます。


有田市で、国勢調査の調査書1通が紛失

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有田市で、国勢調査の調査書1通を女性調査員が紛失していたことが分かりました。

和歌山県調査統計課によりますと、今月18日に有田市内の60代の女性調査員が、国勢調査の調査書の提出を受けていなかった数軒を訪問し、帰宅後に確認したところ、調査書1通がなくなっていることに気付きました。

女性調査員は、翌日にわたって調査書を探しましたが見つからず、3日後の今月21日の朝、紛失した調査書を記入した世帯から有田市役所に電話で連絡があり、調査書の紛失が分かりました。その後も調査書は見つかっておらず、おととい(22日)午後、女性調査員から警察へ遺失物届が提出されたということです。

県調査統計課は、有田市に対して調査員の指導を徹底するよう注意するとともに、改めて県内全ての市町村に対して、個人情報が記載された書類の保管・取り扱いについて注意するよう通知しました。

秋の近畿高校野球 市立和歌山が5回コールド勝ち

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秋の近畿地区高校野球大会は、きょう(24日)滋賀県・大津市の皇子山球場で大会3日目の試合が行われていて、第1試合で登場した和歌山県1位校の市立和歌山は奈良県3位の平城に13対1で5回コールド勝ちしました。

午前9時に始まったこの試合、初回、市立和歌山は平城の先発・前田の制球の乱れにつけこみ、3番七野(しちの)のタイムリーツーベースで1点を先制しました。

市立和歌山は、その裏に内野の送球ミスで同点に追いつかれましたが、2回なおも制球が乱れる平城の前田を捉え、七野のレフトへのツーベースヒットで2点を追加し、逆転に成功しました。さらに市立和歌山は、3回に2点、4回に3点を追加して、8対1と大量リードで試合を優位に進めると、5回には6番北村のセンターへの2点タイムリーツーベースなど、打者一巡の猛攻で5点を奪い、試合を決めました。結局、市立和歌山が、毎回得点の13対1で平城を5回コールドで破りました。

市立和歌山の半田監督は「序盤で流れを作りたいと思っていた。その通りになって良かった。赤羽(あかば)は投球に乱れがあったが、野手がよく頑張った」と話しました。

勝った市立和歌山は、きょうの第2試合で勝った兵庫県1位校の明石商業と、ベスト4進出をかけて、あす(25日)の第3試合で戦います。

わかやま大会・ボウリング競技役員が暴行で現行犯逮捕

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紀の国わかやま大会のボウリング競技会場となっている岩出市のボウリング場で、許可証がないのに駐車場に入ろうとした競技委員の男が、制止した警備員の顔を殴る蹴るなどしたとして、岩出警察署に暴行の現行犯で逮捕されました。

捕まったのは、御坊市湯川町の無職・嶋西德行(しまにし・のりゆき)容疑者34歳です。

警察の調べによりますと、嶋西容疑者は、きょう(24日)午前11時前、岩出市西国分(にしこくぶ)のボウリング場「紀の川ボウル」で、駐車場に車を入れようとしたところ、応対した40歳の男性警備員に「許可証が要る」と止められたことに腹を立て、警備員の顔を殴る蹴るなど暴行した疑いです。

紀の川ボウルは、きょう(24日)とあすの2日間、紀の国わかやま大会のボウリング競技会場となっていて、敷地内の駐車場は許可証がなければ駐車できないことになっています。

嶋西容疑者は、和歌山県ボウリング連盟の競技委員ですが、駐車許可証を持っておらず、男性警備員に制止されたことに腹を立てたということで、調べに対し「殴ったり蹴ったりしたのは間違いない」と容疑を認めています。

秋の近畿高校軟式野球県予選が開幕

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秋の近畿地区高校軟式野球大会県予選が、きょう(24日)串本町のサン・ナンタンランド野球場で始まり、1回戦2試合が行われました。

 

第1試合の新宮対向陽は、9対8で新宮が勝ちました。第2試合の耐久対南部・串本古座連合チームは、2対0で南部・串本古座連合チームが勝ちました。

あす(25日)は午前10時半から、サン・ナンタンランド野球場で新宮対南部・串本古座連合チームの決勝戦が行われます。

優勝チームは、来月5日から8日まで、大阪・富田林市の市立総合スポーツ公園野球場で行われる、秋の近畿高校軟式野球大会に出場します。

飲酒運転で死亡事故、運転者を逮捕

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今朝(25日)、和歌山市の県道で、歩いていた女性が、軽乗用車にはねられ、死亡しました。和歌山北警察署の調べで、軽乗用車を運転していた男が酒気帯びだったことが分かり、現行犯逮捕するとともに、死亡した女性の身元の確認を進めています。

逮捕されたのは、和歌山市松江東(まつえひがし)の会社員、山下晟吾(やました・せいご)こと、李晟吾(り・せいご)容疑者21歳です。

きょう午前7時前、和歌山市梶取(かんどり)の県道で、道路左側を歩いていた女性が、李容疑者が運転する軽乗用車にはねられ、胸などを強く打ち、和歌山市内の病院で手当てを受けていましたが、事故から10時間後の午後5時すぎ、死亡しました。

110番通報で、駆け付けた警察官が調べたところ、李容疑者が酒気帯び運転だったことがわかり、現行犯で逮捕されました。
死亡した女性は、70歳から80歳くらいで、警察で身元の確認を進めています。

調べに対し、李容疑者は、「前日(24日)からこの日明け方にかけて、酒を飲んでいた」と話しているということです。警察で、事故の原因を詳しく調べています。

日高川町の国道カーブで衝突事故、大型バイクの男性死亡

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きょう(25日)午後、日高川町の国道カーブで、乗用車と大型バイクが衝突し、バイクの男性が死亡しました。

きょう午後3時ごろ、日高川町串本(くしもと)の国道424号カーブで、田辺市龍神村柳瀬(やなせ)の無職、岩本功(いわもと・こう)さん67歳が運転する乗用車と、前から来た、和歌山市栄谷(さかえだに)の自営業、硲孝一(はざま・こういち)さん51歳の大型バイクが衝突しました。この事故で、硲さんが首の骨を折り、死亡しました。

御坊警察署の調べによりますと、現場は片側1車線の緩やかなカーブで、岩本さんは、親戚の家からの帰宅途中、死亡した硲さんはツーリング中でした。警察で事故の原因を調べています。

水泳の中村選手が2種目で大会新 紀の国わかやま大会2日目

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ロンドンパラリンピック・水泳の銀メダリスト、和歌山県選手団の中村智太郎(ともたろう)選手が、きのう(10/25)、紀の国わかやま大会の水泳競技に登場し、2つの種目で大会新記録を出して二冠に輝きました。

肢体不自由・男子1部・39歳以下の中村選手は、50メートルの自由形と平泳ぎに出場し、自身が去年の長崎がんばらんば大会で出した大会記録をいずれも塗り替え、金メダルを手にしました。

陸上では、肢体不自由の男子・39歳以下・1部の生馬知季(いこま・ともき)選手が、きのうの200メートルに続いて100メートルも制し、二冠に輝きました。

また、知的障害の男子・少年の山本昂城(やまもと・こうき)選手が、800メートルと1500メートルをいずれも制して二冠に輝きました。

このほかにも二冠を達成した選手がたくさんいます。

視覚障害・男子・2部の嶋田拓生(しまだ・たくお)選手は、ソフトボール投げと、やり投げのようなジャベリックスローでともに1位となり、二冠を手にしました。

肢体不自由・男子・2部の築地克彦(つきじ・かつひこ)選手は、砲丸投げとジャベリックスローで二冠を達成しました。

肢体不自由・男子・2部の立花崇(たちばな・たかし)選手は、砲丸投げで1位、ジャベリックスローで大会新記録を出して二冠を達成しました。

このほか、アーチェリーや卓球、フライングディスクやボウリングなどの個人競技で金、銀、銅のメダリストが相次ぎ、団体競技でも、ソフトボールのチーム和歌山が、準決勝で長崎県を破り、決勝では、岡山県に0対5で破れましたが、準優勝を果たしました。


和歌山でさざんか開花

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和歌山地方気象台によりますと、きょう(26日)和歌山でさざんかの開花日を観測しました。 観測地点の和歌山城内で、平年より13日早く、去年より5日早く咲きました。   >[記事全文]

大相撲の新番付

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大相撲九州場所の新番付がきょう(26日)発表されました。 和歌山県出身力士は、幕下に海南市出身の海龍と和歌山市出身の久之虎、三段目に紀の川市出身の千代雷山と御坊市出身の栃乃島がそれぞれ番付されました。   >[記事全文]

日赤の吉田看護師長が南スーダンへ派遣(写真付)

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日赤和歌山医療センターの看護師長が、東アフリカの南スーダン共和国へ医療の支援事業に派遣されることになり、けさ(26日)センターで出発式が行われました。

きょうの出発式のようす(10月26日・日赤和歌山医療センター)

きょうの出発式のようす(10月26日・日赤和歌山医療センター)

派遣されるのは、日赤和歌山医療センター・看護部の第二外来看護師長で国際医療救援部の吉田千有紀(よしだ・ちゆき)さんです。

吉田看護師長は、エチオピア国境に近い南スーダン共和国のマイウート郡にある病院に派遣され、プロジェクトマネージャーとして活動し、患者のケアや病院の看護体制の統括などを行います。

現地では、南北スーダン内戦の影響で、インフラや保健システムがぜい弱になっていて、赤十字国際委員会が拠点を置き、数十万人にのぼる住民や紛争避難者に対して、支援活動を行っています。

 

けさ9時すぎに日赤医療センターで行われた出発式で吉田看護師長は「感染症のまん延や多くの子どもの死亡、妊産婦支援体制もままならない過酷な状況で、私たちは現地の医療チームを支えます。とても暑い気候の中、健康に気をつけて頑張ります」とあいさつしました。

吉田看護師長がスーダンに派遣されるのは3回目で、このほかにもイラクやミャンマー、スマトラ島など、紛争地域や災害被災地へも多数派遣されていますが、日赤和歌山医療センターの百井亨(ももい・とおる)院長は「国自体が不安定で大変心配している。どうか無事に任務をまっとうして欲しい」と述べ、吉田看護師長の無事の帰還を祈りました。

吉田看護師長の派遣期間は、きょうから来年(2016年)7月下旬までの予定です。

「紀の国わかやま大会」閉幕 来年は岩手県で

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第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」はきょう(10/26)閉会式が行われ、3日間の日程を終えて閉幕しました。

この大会は、身体障害者と知的障害者のスポーツ大会を一つにして2001年から毎年、開かれているもので、和歌山県では、初めての開催となりました。先月26日から11日間、開かれた「紀の国わかやま国体」に続いて、おとといから始まった「紀の国わかやま大会」は、3日間の日程を終え、きょう午後3時半から和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で閉会式が開かれました。閉会式では、選手団の入場はなく、47都道府県と20の政令市の選手と監督らは、競技場のフィールドに置かれた椅子に座って整列し式典にのぞみました。式典で、大会会長を務めた和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が挨拶し、「3日間の大会を通じて、選手相互の友情や信頼大会に参加したすべての人々の絆が深められ、障害者に対する理解と交流の輪が大きく広がったものと確信しています。今後もみんなで力を合わせてこの輪をさらに広げ、障害のある人もない人もともに支え合い、みんなが安心して暮らしていける社会を実現していきましょう」と述べました。また、式典に出席された高円宮妃殿下が「空青し、海青し、山青し、とうたわれる自然豊かな和歌山県で、選手同士が友情をはぐくみ、多くの地域の人と絆を築かれたことがいつまでも皆さんの心に残る貴重な思い出になるでしょう。これからも積極的にスポーツを楽しみ、自己の身体・精神を鍛え、より高い目標に向かって充実した毎日を送られることを期待します」とおことばを述べられました。この後、3日間、競技を見守り燃え続けた炬火台の火が消え、大会旗が仁坂知事から、次回の開催県、岩手県の達増拓也(たっそ・たくや)知事へ手渡されました。炬火の納架+国体は他の引き継ぎそして、大会副会長の尾花正啓(おばな・まさひろ)和歌山市長が閉会を宣言しました。「紀の国わかやま大会」は、おとといから3日間、県内7つの市と町にある15の会場であわせて13の正式競技が行われ、和歌山県選手団は、陸上や水泳などの個人競技で大会記録を塗り替え、初めて出場した団体競技でもソフトボールで準優勝するなど活躍しました。来年は、東日本大震災の被災地、岩手県で、被災地では初めてとなるいわて希望郷国体と大会が開かれます。

大阪市の女児死亡火災事件元被告が釈放(写真付)

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大阪の女児死亡火災の再審開始を大阪高裁が認めたことを受け、女児の母親の青木恵子元被告は、午後2時ごろ収監先の和歌山刑務所から逮捕以来20年ぶりに釈放されました。

釈放され、記者陣の質問に答える青木さん(10月26日 和歌山刑務所前で)

釈放され、記者陣の質問に答える青木さん(10月26日 和歌山刑務所前で)

この事件は、1995年7月に大阪市東住吉区で起きた住宅火災で当時11歳の小学6年の女の子が風呂場で死亡したもので、共謀して保険金目的で殺害したとして母親の青木恵子元被告51歳と同居相手朴龍皓元被告49歳が殺人などの疑いで逮捕起訴され、2006年に無期懲役が確定しました。

2人から出されていた再審請求に対し、大阪地裁に続いて大阪高裁は再現実験の結果を重視し今月23日「車庫に止めた車の給油口からガソリンが漏れ、風呂釜の種火に引火した自然発火の可能性がある」と指摘し、再審と刑の執行程氏を認めました。これに対し検察側は執行停止に異議を申し立てましたが、大阪高裁がきょう、「無罪判決が言い渡される可能性が高まった」として異議を退けたため、青木さんと朴さんがきょう午後2時頃収監先の刑務所から釈放されました。

青木さんは、亡くなった女の子が好きだった色という黄色のニット姿で収監先の和歌山刑務所前に姿をみせ、目に涙を浮かべながら支援者から花束を受け取りました。

青木さんは、「やっと当たり前の世界に戻ってくることができた」と話し、車で大阪に向けて刑務所を後にしました。

展覧会「南海鉄道旅客案内」がきょうから和歌山大学で開催(写真付)

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南海電鉄の歴史に関する展示物を展示する「南海鉄道旅客案内」がきょう(26日)から和歌山大学で始まりました。

展示物を指さす菅原准教授(10月26日 和歌山大学附属図書館で)

展示物を指さす菅原准教授(10月26日 和歌山大学附属図書館で)

この展覧会は南海本線「和歌山大学前駅」が開業して3周年、現在の栄谷キャンパスに移転して30周年になるのを記念して和歌山大学紀州経済史文化史研究所が主催して行ったもので、1899年に新聞記者・宇田川文海(うだがわ・ぶんかい)が刊行した日本で最も古い沿線ガイドブック「南海鉄道旅客案内」を基に、南海電鉄の歴史を振り返っています。

会場の和歌山大学附属図書館3階には1961年まで大阪・堺市にあり、当時「東洋一の水族館」と呼ばれた堺水族館など明治から平成までの観光チラシや沿線情報関連の資料あわせておよそ80点が展示されています。

和歌山大学教養の森の菅原真弓(すがわら・まゆみ)准教授は「南海電鉄が古くから観光イベントや遊園地を作るなど積極的な試みをしていたことがパンフレットから見て取れると思います。」と話していました。

この展覧会は来月27日まで行われ、来月3日から15日まではイオンモール和歌山3階のイオンホールを第二会場として内容を新たに展示が行われる予定です。

高円宮妃殿下が和歌山を訪問

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高円宮妃殿下が紀の国わかやま国体の閉会式ご出席や県内視察のため、きのう(25日)ときょう(26日)の日程で和歌山県を訪問されました。高円宮妃殿下はきのう(25日)わかやま大会のアーチェリーやバレーボール競技を視察したのに続き、きょう(26日)は、午前中紀の川市で行われたグランドソフトボール大会をご覧になりました。このあと岩出市の根来寺や岩出市の市民俗資料館を見学されました。高円宮妃殿下は午後からは県営紀三井寺公園陸上競技場で行われた紀の国わかやま大会の閉会式にご出席になり、お言葉を述べられ東京に戻られました。


わかやま大会終了受け・和歌山と岩手の両知事会見(写真付)

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「紀の国わかやま大会」の閉会後、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と、来年(2016年)の開催県・岩手県の達増拓也(たっそ・たくや)知事が、和歌山市の紀三井寺(きみいでら)公園陸上競技場で記者会見し、大会成功への感謝と、来年への意気込みをそれぞれ語りました。

記者会見に臨む両県知事(10月26日・紀三井寺公園陸上競技場)

記者会見に臨む両県知事(10月26日・紀三井寺公園陸上競技場)

仁坂知事

仁坂知事

仁坂知事は、紀の国わかやま大会を総括し「障害者団体やボランティアなど多くの県民の支援のおかげで成功した。選手団の頑張りで過去最高の127個のメダルを獲得できた。来年の『希望郷(きぼうきょう)いわて大会』の大成功を祈っている」と大会を総括しました。

達増知事

達増知事

来年の希望郷いわて大会のスローガンは「ひろげよう感動、伝えよう感謝」ですが、岩手県の達増知事は、盛岡市出身の思想家・新渡戸稲造(にとべ・いなぞう)の言葉「我、太平洋の架け橋とならん」を引用し「来年の大会からキャッチフレーズが『東日本大震災復興支援』から『東日本大震災復興の架け橋』に変わる。新渡戸の遺した言葉を彷彿とさせる。紀の国わかやま大会が成功したように、スポーツの感動と復興支援の感謝を岩手から発信したい」と意気込みを語りました。

和歌山市が国体終了に伴う人事異動を発表

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和歌山市はきょう(27日)、紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会終了に伴う100人規模の人事異動を発表しました。

今回は人事異動に伴って組織改正も行われ、これまで国体推進部の下にあった国体競技課と国体総務課を国体総務課に集約し、国体推進部にいる職員の数を
現在の83人から24人まで減らします。

また、局長級の異動も発表され、豊田勝彦(とよだ・かつひこ)産業まちづくり局長が総務局参与になり、大西勉己(おおにし・かつみ)政策審議監が産業まちづくり局長に昇格します。

今回の異動は来月(11月)1日付です。

田辺市出身・元五輪選手の田中光さんが和歌山市の小学校で体操授業(写真付)

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田辺市出身の元体操オリンピック選手・田中光(たなかひかる)さんがきょう(27日)、和歌山市の公立小学校で体操の授業を行いました。

児童相手に体操の指導をする田中さん(左から2人目)(10月27日 野崎西小学校で)

児童相手に体操の指導をする田中さん(左から2人目)(10月27日 野崎西小学校で)


この授業は文部科学省の事業の一環で、子供たちに体操に興味を持ってもらうとともに、先生にも指導方法を知ってもらおうとオリンピックに出場した経験などを持つ有名アスリートが、和歌山県内の学校を訪問して授業を行うものです。

田中さんは和歌山市立野崎西小学校の児童およそ390人を対象に回転感覚やジャンプ力の向上を目的にしたオリジナルの体操指導を、笑いを交えながら行い、児童らは楽しそうにジャンプなどをしていました。

そして、田中さんはバク転なども披露し、児童らはキレのあるバク転に歓声を上げていました。

このあと、田中さんは小学6年生の児童およそ75人を相手に前転や側転で綺麗に回転する方法を指導しました。

この中で田中さんは前転では大きな動作で始動して小さな動作で回転終えることや側転は手首を回すスピードがカギだと指導していました。

指導を受けた児童らは「楽しかったです。」「運動の時に身体を動かせました。」などと話していました。

また、田中さんも「子供たちは素直で、やりやすかったです。地元でこういった授業をできて、光栄です。体育の授業を通じて諦めないということを学んでほしいです」と話していました。

今年度の厚労大臣表彰に県内から3人受賞

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生活衛生にかかわる全国の事業者のうち、組織活動や衛生措置の推進や向上に功績があった人におくられる、今年度(2015年度)の厚生労働大臣表彰に、和歌山県からは3人が選ばれ、きょう(27日)東京で表彰式が行われました。

今年度、和歌山県から表彰されたのは、県・理容生活衛生同業組合の副理事長で新宮市の理容業・山本幸夫(やまもと・ゆきお)さんと、県・飲食業生活衛生同業組合の理事で、九度山町(くどやまちょう)の飲食業・松山匡延(まつやま・まさのぶ)さん、それに、県・クリーニング業生活衛生同業組合の副理事長で和歌山市のクリーニング業・岩倉茂実(いわくら・しげみ)さんの3人です。

きょう午後、東京都千代田区のホテルニューオータニで表彰式が開かれ、塩崎恭久(しおざき・やすひさ)厚生労働大臣からの表彰状が3人を含む全国の受賞者に手渡されました。

京奈和道・安上岩出トンネル貫通式典(写真付)

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京奈和(けいなわ)自動車道の岩出根来(いわでねごろ)・和歌山間で掘削工事が行われていた最後のトンネルが貫通し、きょう(27日)午後、関係者を招いて記念式典が開かれました。

万歳三唱で貫通を祝う建設業者(10月27日・安上岩出トンネル建設現場)

万歳三唱で貫通を祝う建設業者(10月27日・安上岩出トンネル建設現場)

このトンネルは、岩出市安上(あんじょう)地区と山(やま)地区の間にある全長およそ2キロの仮称・安上岩出(あんじょういわで)トンネルです。

去年7月からトンネルの東側、11月からは西側からそれぞれ掘削工事が行われ、きょう貫通の日を迎えました。

発破ボタンを押す来賓ら

発破ボタンを押す来賓ら

トンネルは、来年度(2016年度)に完成する予定の岩出市の岩出根来インターと、和歌山市の和歌山ジャンクション間6・5キロに含まれ、開通すると阪和自動車道や奈良県の西名阪自動車道と直結するため、紀北地方の観光・産業振興に寄与するものと期待されています。

トンネルの貫通地点で行われた式典には、国土交通省・和歌山河川国道事務所の寺沢直樹(てらさわ・なおき)所長や岩出市の中芝正幸(なかしば・まさゆき)市長ら来賓が出席して、トンネルの発破スイッチを押して貫通を祝いました。

鏡開きを行う来賓ら

鏡開きを行う来賓ら

続いて、建設業者や地元の関係者、それに、岩出市立根来(ねごろ)小学校と山崎北(やまさききた)小学校の6年生らが、貫通地点に立って万歳三唱を行いました。

挨拶する中芝市長

挨拶する中芝市長

岩出市の中芝市長は「小学生の皆さんは良い思い出になってよかったですね。いよいよ、岩出市民悲願の京奈和道・紀北西(きほくにし)道路の全線開通が近づき感慨深い。一日も早い完成と工事の安全を祈っている」と祝辞を述べました。

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