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「海難1890」串本町で11月下旬に特別先行上映

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日本とトルコの友好のきっかけになった125年前の串本町大島沖でのトルコ軍艦「エルトゥールル号」遭難事故を軸に、今につながる両国の絆を描いた映画「海難1890(かいなん・イチキュウハチゼロ)」が、12月の全国公開を前に、地元串本町で、来月(11月)下旬に、特別先行上映会が開かれることになり、あす(19日)、チケットが先行発売されます。

上映会は、来月23日から25日の3日間、いずれも串本町文化センターで開かれ、このうち、一般向け上映は、23日の午前10時、午後1時半、午後7時と、25日の午後7時のあわせて4回で、ほかの日程は、地元の小中学生らが学校単位で鑑賞することになっています。

チケットは、あす(19日)午後1時から午後5時まで串本町文化センターと串本町役場古座分庁舎で先行販売される他、21日からは、串本町役場や観光協会など町内5か所で、平日の午前9時から午後5時まで販売されます。チケット価格は、1100円で、全席自由席となり、上映日・上映時間を指定しての購入に限られ、指定日時以外の鑑賞や変更ができいほか、電話での予約販売は行わないということです。

また、チケットは、今回の上映会専用で、他の上映会や一般の劇場上映では使用できず、一般の劇場上映チケットなどで、今回の上映会に入場することはできないということです。

日本トルコ合作映画「海難1890」は、12月5日から、全国のシネコンなどで一般公開されます。


県立医大・統合失調症の脳内物質形成不全を世界初のMRI画像化(写真付)

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統合失調症などの治療を研究している和歌山県立医科大学の研究グループは、脳内物質の形成が十分でない状況を世界で初めて、MRI画像で表示することに成功しました。

きょうの記者発表のもよう(10月19日・和歌山県立医科大学)

きょうの記者発表のもよう(10月19日・和歌山県立医科大学)

統合失調症の原因のひとつとして、脳内から神経への情報伝達を促進する働きを持つ「脳内ミエリン」という物質の形成不全と推測されていますが、まだ実証には至っておらず、県立医大生理学第一教室の金桶吉起(かねおけ・よしき)教授と、神経精神医学教室の篠崎和弘(しのさき・かずひろ)教授らの研究グループが、脊椎(せきつい)疾患でのMRI画像の解析技術を応用して、脳の中の神経細胞を覆う「髄鞘」(ずいしょう)と呼ばれる脳内ミエリンの形成不全を表示できないか研究しています。そして、20代から60代の健常者33人と、統合失調症の患者29人の脳をMRIで撮影した結果、脳内ミエリンの形成量が低下しているとされる統合失調症の患者の大脳の部位では、健常者と比べて、年齢に関係なくMRI画像が暗く写ることがわかりました。

金桶教授(中央)と篠崎教授ら(右)

金桶教授(中央)と篠崎教授ら(右)

金桶(かねおけ)教授らの研究グループでは、このことが正確な神経情報伝達に関係しているとして、研究結果が統合失調症の早期発見と治療方法の開発に役立つものとみて、今後は、双極性障害やうつ病など他の精神疾患への応用も視野に入れて、引き続き研究を進めることにしています。

未公開株・社債等勧誘被害防止連絡会議(写真付)

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未公開株や社債などの勧誘詐欺の被害防止について、金融機関や警察、自治体などの関係者が、対策や啓発を話し合う連絡会議が、きょう(19日)、和歌山市の近畿財務局・和歌山財務事務所で開かれました。

会議を行う参加者(10月19日 和歌山財務事務所で)

会議を行う参加者(10月19日 和歌山財務事務所で)

この会議は、和歌山財務事務所や弁護士会、それに警察や自治体、宅配事業者など12の機関が集まって年に2回行われているもので、今回で11回目です。

冒頭、和歌山財務事務所の杉林雅史(すぎばやし・まさし)所長があいさつし、「事例紹介やチラシ、リーフレットの見直しを含め、今後の啓発活動について意見をもらいたい」と述べました。

会議では警察の担当者がことし9月末までの特殊詐欺被害のうち、およそ69パーセントの被害者が60歳以上の高齢者であることを報告したほか、和歌山財務事務所の担当者が去年10月1日からことし3月末までに近畿財務局に寄せられた662件の相談のうち、特徴的な相談事例を紹介しました。

それによりますと架空の債権を代理購入させ、現金を宅配便などで送らせる手口や海外にある業者が金融庁の金融商品取引業の登録を受けずに日本語のホームページを開設して金融商品を販売しているということです。

会議はこのあと非公開で行われ、和歌山財務事務所によりますと、それぞれの機関が啓発活動の取り組みを紹介し、参加者がメモをとっていたということです。

全国区社会人サッカー選手権 アルテリーヴォが準決勝進出

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全国社会人サッカー選手権の大会3日目はきょう(19日)、岩手県で準々決勝が行われ、関西リーグ優勝のアルテリーヴォ和歌山は東海リーグ優勝のFC刈谷と対戦し、1対0で勝って準決勝進出を果たしました。

アルテリーヴォは後半38分、ミッドフィルダー白方(しらかた)が右足でゴールを決め、FC刈谷を振り切りました。

アルテリーヴォはあす、初の決勝進出をかけて東北リーグ1部のラインメール青森と対戦します。

きのくに信金「真田幸村記念定期預金」受付開始

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来年(2016年)の大河ドラマ「真田丸(さなだまる)」の放送を前に、きのくに信用金庫は「きのくに真田幸村(さなだ・ゆきむら)定期預金」を創設し、きょう(19日)から取り扱いが始まりました。

定期預金は、新規に口座を開く個人が対象で、預け入れ金額が一口20万円以上1000万円未満で、預け入れ期間が1年、年利が0・15%です。

受付は来年(2016年)1月29日までで、募集総額は500億円となっていますが、500億円に達した時点で取り扱いを終了します。

この定期預金に預けた人には、真田ゆかりの九度山町(くどやまちょう)の公式キャラクター「ゆきむらさま」のハンドタオルやメモ帳などのオリジナルグッズが先着2万人にプレゼントされるほか、

きのくに信用金庫は、定期預金の開始を記念して、「くどやま推進協議会」に寄付も行い、大河ドラマの放送と、地元・九度山の観光活性化を後押しします。

和歌山県・2014年がん死亡率が全国ワースト9位

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人口10万人あたり何人ががんで死亡したかを示す「がん死亡率」で、和歌山県は去年(2014年)、全国ワースト9位だったことが、国立がん研究センターのまとめでわかりました。

これは、厚生労働省が出した75歳未満の人口動態統計をもとに、地域での年齢構成のばらつきの影響を受けないよう調整して算出されたものです。

和歌山県のがん死亡率は男女合わせて82・2で全国ワースト9位となり、ワースト11位だった前の年(2013年)と比べて率にして0・4ポイント悪化し、全国平均の死亡率79も上回っています。

しかし過去5年間では、全国ワースト2位だった2011年以降、減少傾向が続いています。

性別では男性がワースト4位、女性が29位で、男性の方が高くなっています。

部位別では、肺がんがワースト3位、直腸がんと大腸がんがいずれもワースト4位、膀胱(ぼうこう)がんがワースト5位、胃がんがワースト7位、前立腺がんがワースト9位、肝臓がんがワースト10位などとなっています。

和歌山県がん・疾病対策班の堀内美佐(ほりうち・みさ)主査は「和歌山県を含め全国的ながん死亡率は減少傾向だが死亡率低下に向けた努力はまだ必要だ」としたうえで「喫煙や飲酒、肥満、運動不足など、原因となる生活習慣を改善する啓発活動をはじめ、根本的な予防につなげる県民の検診受診率向上や、緩和ケア体制を充実させるための研修といった医療体制づくりを続けるとともに、児童や生徒に対しては『がん教育』を行うなど、医療機関や教育機関、地域などと連携して、がん死亡率の低下につなげたい」と話しています。

長男の身体に火をつけて殺害した父親の初公判 起訴内容認める

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当時40歳の長男にガソリンをかけて火をつけ、殺害したとして殺人の罪に問われている和歌山市の72歳の父親の裁判員裁判の初公判がきょう(19日)、和歌山地方裁判所で開かれ、父親は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、和歌山市黒田の運送業・日下憲明(くさか・のりあき)被告72歳はことし1月4日の午後10時13分ごろ、和歌山市有本の道路で、駐車中の軽乗用車に乗っていた長男の昭弘(あきひろ)さん当時40歳の身体にガソリンをかけた上、ライターの火をつけて殺害したとされています。

きょうの初公判で日下被告は「その通りです」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で「被告人は仕事もお金も減っていく状況であり、その中で食事代やアパート代を昭弘さんに要求され、犯行を決意した」と指摘しました。

一方、弁護側は「長年、昭弘さんにお金を無心されていた被告人が将来を絶望した末に衝動的に犯した犯行であり、殺意は弱かった」と情状酌量を求めました。

この裁判の論告求刑公判はあさって、判決公判は今月23日にそれぞれ行われる予定です。

田辺市で大相撲「梅の里場所」開催(写真付)

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大相撲の秋巡業「紀州梅の郷(うめのさと)場所」が、きょう(19日)田辺市上の山(うえのやま)の田辺スポーツパーク体育館で開かれました。

横綱・日馬冨士の土俵入り(10月19日・田辺スポーツパーク)

横綱・日馬冨士の土俵入り(10月19日・田辺スポーツパーク)

これは、合併10周年を迎えた田辺市と田辺商工会議所などでつくる実行委員会が主催したもので、大相撲の秋巡業が田辺市で開かれるのは、およそ半世紀ぶりのことです。

「紀州梅の郷場所」には、秋場所で優勝した横綱・鶴竜(かくりゅう)をはじめ、横綱・日馬富士(はるまふじ)、大関・稀勢の里(きせのさと)ら力士およそ70人と、親方や関係者ら総勢およそ260人が勢揃いしました。

安美錦関に挑戦する豆力士たち

安美錦関(中央)に挑戦する豆力士たち

きょう午前8時、寄せ太鼓とともに開場し、子どもたちが稽古に参加する催しが行われ、数人がかりで力士を押してもビクともしない様子や、いとも簡単に土俵からつり出される子どもたちの奮闘ぶりに、客席から笑いや拍手がおくられました。

続いて、幕内と横綱の土俵入りと取組(とりくみ)が行われ、間近で繰り広げられる力士たちの迫力ある相撲に観客は圧倒された様子で、盛んに拍手や歓声が送られていました。

梅干しの贈呈

梅干しの贈呈

また巡業では、相撲と梅干しづくりがどちらも塩が使われることにちなみ、地元を代表して田辺市の福田安雄(ふくだ・やすお)副市長から、紀州南高梅の白干し(しらぼし)の梅干し50キロが横綱・日馬富士関に贈呈されました。

福田副市長は「角界で白干し梅は白星(しろぼし)につながるとして縁起が良い」と話し、力士や関係者らに感謝を表しました。


県が第2次和歌山県産業技術基本計画を策定

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和歌山県は、産業技術の創出を推進する「第2次和歌山県産業技術基本計画」を策定し、きょう(20日)内容を発表しました。

この計画は、県や有識者などによる「和歌山県産業技術戦略会議」で、ことし2月から4回にわたって話し合われたものをまとめたもので、今年(2015年)度から2019年度までの5か年計画となっています。

計画では、地域の核となる企業や高い付加価値のある製品を提供する企業、それに市場規模が小さいものの高いシェアを確保している企業など、県内経済をけん引する可能性のある企業を集中的に支援するとともに、創業支援も行っていくことで、県内経済の成長を実現したいとしています。

これによって、2013年ではおよそ2兆9723億円だった県内の製品出荷額を、2019年には3兆6000億円まで増やすことを目指し、全国平均を下回る県内開業率の1・44パーセントを、全国平均の1・84パーセントまで上昇させるとしています。

そして、県内経済発展のため重点的に推進する戦略的分野として、これまで定められている、ロボットなどの加工・組み立て技術分野や科学分野など5分野に、IT・ソフトウェア・通信技術分野、農業・林業・水産業分野、航空・宇宙分野の3分野を加えて、より幅広く推進します。

そして計画は、必要に応じて見直すことにしています。

アルテリーヴォが準決勝で勝利 決勝進出

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全国社会人サッカー選手権の大会4日目はきょう(20日)、岩手県で準決勝が行われ、関西1部リーグ優勝のアルテリーヴォ和歌山は東北1部リーグ2位のラインメール青森と対戦し、2対1で勝って初の決勝進出を果たしました。

アルテリーヴォは前半を0対0で折り返しますが、後半早々に1点を先制されました。

しかし、後半23分に途中出場のフォワード佐藤がゴールを決めて、同点としました。

そして、試合は同点のまま後半のアディショナルタイムに入り、アディショナル4分、コーナーキックからディフェンダーの角南(すなみ)がヘディングでゴールを決めて劇的な勝利を収めました。

アルテリーヴォはあす、初優勝をかけてアルテリーヴォと同じ関西1部リーグで6位の阪南大クラブと対戦します。

ちなみに今シーズンの両チームの対戦成績は1勝1敗のタイとなっています。

仁坂知事「TPPで打撃を受ける産業の保証を国に求める」(写真付)

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日本やアメリカなど12か国が参加するTPP=環太平洋戦略的経済連携協定が今月(10月)5日に大筋合意されたことを受け、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事はきょう(20日)の定例記者会見で、「打撃を受ける産業に対して国が保証していくべきだ」との考えを示しました。

定例会見で記者の質問に答える仁坂知事(10月20日 県庁記者会見室で)

定例会見で記者の質問に答える仁坂知事(10月20日 県庁記者会見室で)

これはきょうの定例会見で仁坂知事が述べたもので、TPPの合意内容では日本がオレンジを含む幅広い農水産物の関税を撤廃することになり、農業関係者を中心に和歌山県の特産である温州みかんへの影響を心配する声が出ています。

これを受けて仁坂知事は「TPPで当然、打撃を受ける産業が出てくる。影響を見た上で、日本が払うべきコストとして打撃を受ける産業をケアしなければいけない。その中にミカン農家も入ってくる。国の政策なので打撃を受けた際に保証するのは国だ。」と述べました。

その上で仁坂知事はみかんを例に挙げ、「選果場に高度な糖度計を備えるなど競争力を維持するためにはお金がかかるが、そういったことをしなければ競争に勝てなくなる。園地整備にもお金がかかる。生産力強化をして、外国製品に負けないようなものを作るために国に助けてもらわないといけない」と述べました。

TPPの合意内容で日本は生のオレンジの関税を7年かけて撤廃することになっています。

和歌山県立医大・篤志(とくし)解剖体慰霊祭

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医学の研究のために献体し、遺体を解剖された人に対する慰霊祭が、きょう(20日)午後、和歌山市の和歌山県立医科大学講堂で営まれました。

県立医科大学では、病理の解明など医学の研究のために、毎年、献体に協力したおよそ40人から70人の遺体を解剖していて、毎年、慰霊祭を開いています。

67回目となる今回の慰霊祭では、去年(2014年)9月1日からことし(2015年)8月31日までに解剖された46人の霊を加えた、あわせて4623人の霊を慰めようと黙とうが行われ、遺族や県立医大の教授や学生らが祭壇に花を手向けて手を合わせ、感謝の意を捧げていました。

県クリーニング業生活衛生同業組合がきいちゃんに感謝状とクリーニングギフト券贈呈(写真付)

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和歌山県クリーニング業生活衛生同業組合は、きょう(20日)、先月(9月)29日のクリーニングの日にちなんで行っている全国的な活動の一環として、紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会のマスコットキャラクター「きいちゃん」に感謝状とクリーニングギフト券をプレゼントしました。

クリーニングギフト券を手に記念撮影をするきいちゃんと小倉理事長(左)(10月20日 県庁記者室で)

クリーニングギフト券を手に記念撮影をするきいちゃんと小倉理事長(左)(10月20日 県庁記者室で)

これは全国のクリーニング業組合が全国のご当地キャラに感謝の気落ちを示して感謝状とクリーニングギフト券を贈っているもので、和歌山では去年、観光PRシンボルキャラクターの「わかぱん」に感謝状とクリーニングギフト券が贈られています。

ことしは紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会のマスコットキャラクターとして県内外で活躍した「きいちゃん」に贈ることになり、県クリーニング業生活衛生同業組合の小倉正基(おぐら・まさき)組合長らが感謝状とクリーニングギフト券3万円分をプレゼントしました。

きいちゃんは「大会が終わったらリフレッシュしたいワン」と話していました。

組合によりますときいちゃんをクリーニングに出す場合は手洗いで大きな水槽につける必要があり、1万円以上の費用が掛かると見積もっています。

パチンコ店内でスカート盗撮の警察官逮捕

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和歌山市内のパチンコ店で、女性店員のスカートの中にスマートフォンを差し入れ、盗撮しようとしたとして、和歌山北警察署はきのう(20日)、和歌山北警察署交通課の巡査長の男を和歌山県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕しました。

捕まったのは和歌山市善明寺の和歌山北警察署交通課の巡査長・阪口貴弘(さかぐち・たかひろ)容疑者28歳です。

警察の調べによりますと阪口容疑者は、きのう午後4時半ごろ和歌山市内のパチンコ店で、20歳代の女性店員のスカートの中にスマートフォンを差し入れ動画で撮影した疑いです。

阪口容疑者の動きを不審に思った店員が警察に通報し、駆け付けた和歌山北署員が店内にいた阪口容疑者を見つけ調べたところ、スマートフォンに動画が保存されており「スカートの中を見たかった」と容疑を認めたため逮捕しました。

警察は詳しい動機を調べるとともに、余罪がないか調べることにしています。

県警監察課によりますと阪口容疑者は、2011年4月に採用され和歌山北署の交通課に勤務しており、勤務態度などに問題はなく、昨日も午後1時まで勤務していました。

県警の南 恵一(みなみ けいいち)主席監察官は「誠に遺憾で、事実関係を調べて厳正に対処する」と話しています。

 

 

和歌山市内で海難1890の映画試写会

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日本とトルコ友好のきっかけとなった2つの出来事をテーマにした映画「海難1890」がこのほど完成し、昨夜(20日)和歌山市で関係者向けの試写会が開かれました。

この映画は日本とトルコの友好125周年を記念して日本とトルコの合作映画として制作され、女優の忽那汐里(くつな・しおり)さんやトルコ人俳優のケナン・エジェさんが出演し、1890年に串本町沖で起きたエルトゥールル号海難事故と、1985年のイラン・イラク戦争の際、トルコがイラクのイラン攻撃直前に、在留日本人を対象に救援機を送り全員を救出した「テヘラン救出劇」が今回の映画のテーマになっています。

映画制作に当たり、串本町など和歌山県民も制作協力したことから、一般公開を前に昨夜、和歌山市のジストシネマ和歌山で、県内の関係者向けに映画の試写会を開きました。

1時間12分の試写会は、和歌山県の仁坂吉伸知事や串本町の田嶋勝正(たしま・かつまさ)町長のほか、映画製作に協力した企業や関係者らが参加し上映が終了すると拍手する人もいました。

仁坂知事は「セリフが素晴らしかったです。同じ和歌山県民として素晴らしい先祖を125年前に持って、誇りに思いました。」と話し、田嶋町長は「映画の迫力にびっくりしました。映画を見ながら手に取るように当時のことがわかりました。串本に生まれてよかった」などと話していました。

映画は12月5日から全国でロードショーされます。


長男に火をつけて殺害した父親に懲役14年求刑

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ことし1月和歌山市で、当時40歳の長男にガソリンをかけて火をつけ殺害したとして、殺人の罪に問われている72歳の父親に対する裁判員裁判の論告求刑公判が、きょう(21日)和歌山地方裁判所で開かれ、検察側は「強い殺意があり、残忍な犯行」と懲役14年を求刑しました。

起訴状などによりますと、和歌山市黒田の運送業・日下憲明(くさか・のりあき)被告72歳は、ことし1月4日の午後10時すぎ、和歌山市有本の道路で、駐車中の軽乗用車に乗っていた長男の昭弘(あきひろ)さん当時40歳の身体にガソリンをかけ、ライターで火をつけて殺害しました。

きょうの論告求刑公判で検察側は「生命を侵害する可能性が高い残虐な犯行で、強い殺意があった」と指摘し、「自己中心的な犯行で、反省の気持ちも十分ではない」と述べ懲役14年を求刑しました。

一方、弁護側は「動機は、長年被告人に金を無心し、断ると暴力を振るう状況から起きたもので、殺意は衝動的なもので、犯行に至る経緯は被告人に同情できる」として執行猶予の判決を求めました。

判決はあさって言い渡されます。

伊勢丹新宿店で和歌山を味わうコースが期間限定で登場。

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岩出市のレストランシェフが創作料理で県内の食材を広くPRしようというフェアーがきょう(21日)から東京のデパートで始まりました。これは和歌山県産食材のブランド力向上と、高級百貨店での県産品の取り扱いを増やそうと県が取り組んでいるものです。今回は独自の世界観あふれる料理が定評の岩出市のレストラン「ヴィラ・アイーダ」のオーナーシェフが考案した和歌山を味わうコースが東京の伊勢丹新宿店で紹介されています。料理では、カボチャと胡麻のタルティーヌや和歌山産の真鯛を使った料理、金山寺味噌や梅みつ、ぶどう山椒などの特産の食材を使った調味料で工夫を凝らしています。このフェアーは、来月3日まで伊勢丹新宿店の食品売り場に併設されているイートインスペースで行われています。併設されているシェフのセレクションコーナーでは、特製の調味料が販売されています。

全国社会人サッカー選手権 アルテリーヴォが初優勝

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全国社会人サッカー選手権の最終日はきょう(21日)、岩手県で決勝戦が行われ、関西一部リーグ優勝のアルテリーヴォ和歌山が関西一部リーグ6位の阪南大クラブを下し、大会初優勝を果たしました。

アルテリーヴォは前半20分、ミッドフィルダーの白方がドリブルから右足でシュートを決めて先制しました。

しかし、後半26分、阪南大クラブのフォワード和田が右足でシュートを決めて同点に追いつきました。

そのあと、両チームはゴールを決めることができず、前後半10分の延長戦に入りましたが、延長戦でも得点を入れることができず、PK戦で勝負を決めることになりました。

アルテリーヴォは5人全員が決めたのに対し、阪南大クラブは4人目が外し、アルテリーヴォがPK戦の末に勝って、全国社会人サッカー選手権初優勝を果たしました。

「紀の国わかやま大会」出場のさくら支援学校生が教育長表敬(写真付)

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今月(10月)24日から行われる「紀の国わかやま大会」に出場する、和歌山市の県立さくら支援学校の生徒が、きょう(21日)県・教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長を表敬訪問し、活躍を誓いました。

決意表明をする堀井伴哉さん(10月21日・和歌山県庁南別館)

決意表明をする堀井伴哉さん(10月21日・和歌山県庁南別館)

紀の国わかやま大会では、さくら支援学校高等部の生徒15人が、フットベースボールと陸上、バスケットボール、バレーボールの4つの競技に出場するほか、激励会では和太鼓サークルの生徒7人が演奏を披露します。

きょう午前、和歌山県庁南別館で、さくら支援学校の高校生と三反田和人(さんたんだ・かずひと)校長らが宮下教育長に大会出場を報告し、代表して、生徒会長で陸上競技に出場する、高等部3年生の堀井伴哉(ほりい・ともや)さん18歳が「全力で頑張るので応援よろしくお願いします」と決意を表明しました。

このほかの生徒も「メダルを目指します」「チーム全員で最後まであきらめずに戦います」と教育長に意気込みを語りました。

激励する宮下教育長

激励する宮下教育長

これに対して宮下教育長は「競技や応援、和太鼓と様々な場面で、さくら支援学校のチームプレイを期待しています」と生徒らを激励しました。

決意表明をした生徒会長の堀井さんは「地元の大会なのでメダルを目指します。チームでも個人でも力を発揮したいです」と話していました。

また、キックベースでピッチャーとセカンドを担当する高等部3年の山本佑弥(やまもと・ゆうや)さん17歳は「骨折して練習を休んで迷惑をかけたことがあったが、心配した仲間から復帰するよう声をかけてもらった。地元開催なので悔いの無い試合をしたいです」と述べ、精一杯のプレイを誓いました。

記念撮影

記念撮影

 

仁坂知事と和歌山市自治連協議会が県政懇談会(写真付)

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和歌山市内各地区の自治会の代表と、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が意見を交換する県政懇談会が、きょう(21日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

きょうの懇談会のもよう(10月21日・和歌山市・アバローム紀の国)

きょうの懇談会のもよう(10月21日・和歌山市・アバローム紀の国)

これは、県民の意見を聞き、県政への理解を深めようと県が主催したものです。

懇談会には、和歌山市内42地区の自治会長40人と、仁坂知事や宮崎泉(みやざき・いずみ)知事室長ら県の幹部職員14人が出席しました。

あいさつする仁坂知事

あいさつする仁坂知事

きょうの懇談会では、自治会側から県に出されている要望について仁坂知事が進捗(しんちょく)状況や今後の見通しを説明し、このうち、南海加太線(かだせん)とJR紀勢線、和歌山電鐵貴志川線(きしがわせん)の乗り入れに関して「県と和歌山市と鉄道事業者で作っている協議会に沿線住民も交えて議論できるよう働きかけている」と回答し、住民の意見を反映させる意向を示しました。

高校生の県内企業への雇用促進については「プロ野球選手や外交官など特殊なケースを除いて、和歌山県内でも十分立派な仕事先が沢山あるが、まだまだ都会志向が根強く、せっかく就職しても離職率が高い状況にある」と問題点を指摘した上で「高校生向けの県内企業説明会を開いたり、就職指導の教諭には生徒の成績順で就職先を当てはめないよう、県・教育委員会に指導している」と回答しました。

このほか、国道42号・水軒口(すいけんぐち)交差点から大浦街道(おおうらかいどう)までの都市計画道路整備に関して「積極的にやる。早期整備のため担当を和歌山市から県に変更した。現在、道の拡幅や交差点の形状変更など地元との調整を行っていて、自治会にも協力と周知をお願いしたい」と述べました。

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