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Channel: WBS和歌山放送ニュース
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九度山町で「真田まつり」赤備え甲冑で武者行列

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戦国武将・真田昌幸(さなだ・まさゆき)と息子、幸村(ゆきむら)の隠せいの地として知られる九度山町できょう(5日)「真田まつり」の武者行列が行われ、「赤備え(あかぞなえ)」と呼ばれる朱色の甲冑をまとった武将の華やかな姿を見ようと大勢の観光客が詰めかけました。

真田まつり2日目のメインとなる武者行列は、和太鼓の演奏のあと、馬にまたがった昌幸、幸村、それに大助(だいすけ)の真田三代を先頭に出発しました。今年の昌幸役は、真田家ゆかりの長野県上田市の土屋陽一(つちや・よういち)市長が務めました。また幸村役はOSK日本歌劇団の元男役トップスターの桜花昇る(おうか・のぼる)さん、それに大助役は「ミスターアマ野球」と呼ばれた九度山町出身の杉浦正則(すぎうら・まさのり)さんがそれぞれ務め、手を振って沿道の声援に応えていました。行列は先頭に続いて真田十勇士や少年武者など総勢およそ200人で、道の駅柿の郷(さと)くどやまから中心街、そして真田庵までのおよそ2キロを練り歩き、勇壮な時代絵巻を観光客に披露しました。

九度山町では、丹生川(にゅうがわ)の川幅いっぱいにおよそ100匹のこいのぼりが泳ぐ「こいのぼりの丹生川渡し」があす(6日)まで行われるほか、きょうの真田まつりなどをテーマにした写真コンテストの応募があさって(7日)から始まります。


「子どもなかよしまつり」ディズニーも参加で6万人(写真付)

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「子どもの日」のきょう(5日)、和歌山市で恒例の「子どもなかよしまつり」と「音楽大行進」が行われ、和歌山城周辺はおよそ6万人で賑わいました。

きょう正午すぎから行われた「音楽大行進」には、県内の保育園児や小・中学校、高校の吹奏楽部員、ボーイスカウトなどおよそ2000人が参加し、鼓笛演奏やフラッグパフォーマンスなどを披露しながら和歌山市の三木町交差点から西汀丁交差点までのけやき大通りをパレードしました。

楽器を手に元気に行進する子どもたち

また午後3時からは、「東京ディズニーリゾート」の開園35周年を記念したパレードが行われ、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックやグーフィーら、ディズニーの人気キャラクター10体が、パレード用の車両に乗ってけやき大通りのおよそ800メートルを30分かけてパレードしました。パレードの隊列には市内のキッズダンサーおよそ50人も加わって笑顔を振りまき、集まったおよそ6万人は手を振ったりカメラを向けたりしながらひと時の夢の国を楽しんでいました。和歌山市の7歳の女の子は「ミッキーに会えてとにかく楽しかった」と大はしゃぎでした。

けやき大通りは大勢の人で埋め尽くされた

一方、和歌山城西の丸広場で行われた「子どもなかよしまつり」では、ボルダリングの体験や甲冑を着ての写真撮影ができるコーナー、地震体験車などが人気を集めたほか、ステージイベントではビンゴ大会やモンキーパフォーマンスで盛り上がり、子どもたちの笑顔が溢れる1日となりました。

モンキーショーも大盛況

和歌山県戦没者追悼式(写真付)

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先の大戦で亡くなった県内の戦没者を追悼し平和を祈念する「和歌山県戦没者追悼式」が、きょう(5日)県民文化会館・大ホールで行われました。

これは、県・遺族連合会が毎年この時期に行ってきたもので、2013年度からは和歌山県が引き継いで開いています。

きょう午前11時から開かれた追悼式には県内の遺族らおよそ800人が参列し、はじめに全員で戦没者の霊に黙とうを捧げました。続いて主催者を代表して、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が「改めて、戦争という悲劇を二度と繰り返さないことを決意するとともに、先人が懸命に築いてこられた郷土和歌山を、全ての県民が安心、安全に暮らせるふるさととするため、より一層尽力して参ります」と追悼の言葉を述べました。

続いて、県・遺族連合会の杉本正博(すぎもと・まさひろ)会長74歳が「戦時下や戦後の混乱期を知らない国民が人口の8割を占める時代になっている。今こそ私たち遺族は正しい歴史の語り部として次の世代へとしっかり語り継いで行かなければならない」と述べ、和歌山市戦災遺族会の衣笠幸治(きぬがさ・ゆきはる)理事長89歳も「戦争の悲惨さと平和の尊さを後世にしっかりと伝え、世界の恒久平和の実現に向け努力していくことをお誓いします」と慰霊の言葉を述べました。

慰霊の言葉を述べる県遺族連合会・杉本会長

このあと参列者が祭壇に花を手向けたほか、唱歌「ふるさと」を合唱し、改めて平和への思いをひとつにしていました。

参列者が献花

 

津波避難を列車ツアーで学ぶ「鉃學」12日運行

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紀伊半島の地域資源を巡りながら列車からの津波避難を体験できる催し「鉃學(てつがく)」が今月12日、JR紀勢線で行われます。


鉄道で学ぶと書く「鉃學」は、鉄道に乗って紀伊半島の歴史や文化、環境などを学びながら、津波被害ゼロを目指して「列車からの避難方法」を体験し、率先避難者を増やそうとJR西日本和歌山支社や和歌山大学の西川一弘(にしかわ・かずひろ)准教授の研究室などが、おととし2016年から取り組みを進めています。

今回は、まちあるきの時間を設けるなど、旅行商品として販売することになりました。ツアーは今月12日行われ、串本と新宮の間で2両編成の貸し切り列車を走らせ、津波を想定した列車からの飛び降りや非常はしごをつかった避難体験を行います。

このほか紀勢線沿線の絶景ポイントで臨時停車や徐行運転を行っての写真撮影会、地元の「海・山・川」の幸をふんだんに使った「特製鉃學ジオ弁当」も味わえます。

主催者は、「日ごろ体験できない駅間での停車・徐行による解説や、列車からの避難を学ぶことができるよい機会です」と多くの参加を呼びかけています。

旅行ツアーは新大阪駅か和歌山駅、または串本駅発着が選べるということで、詳しくは日本旅行TiS(てぃす)和歌山支店で問い合わせに応じています。

弘法大師に感謝し御逮夜、高野山

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高野町の高野山で昨夜(5日)、弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)に感謝する法会(ほうえ)「旧正御影供(きゅうしょうみえく)」の前夜祭にあたる「御逮夜(おたいや)」が開かれました。

世界遺産の壇上伽藍(だんじょうがらん)一帯は、ろうそくや花で飾られ、幻想的な雰囲気に包まれました。ライトアップされた根本大塔(こんぽんだいとう)の下では、舞踊などが奉納され、御影堂(みえどう)では僧侶による法要が営まれました。

参詣客らのお目当ては、年に1度しか拝むことのできない御影(みえい)と呼ばれる弘法大師の肖像画で、手を合わせて、感謝の祈りをささげていました。愛媛県から来たという75歳の女性は、「高野山は時々来ますが御逮夜は初めてです。大師の御影には感動しました」と話していました。

ピンクは「さち」、ブルーは「かい」、めでたいでんしゃ(写真付)

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南海電鉄が加太(かだ)線を中心に運行しているピンク色と水色の観光列車「めでたいでんしゃ」の名まえが、それぞれ「さち」と「かい」に決まりました。

ピンク色のめでたいでんしゃ「さち」

ピンク色のめでたいでんしゃ「さち」

これは、南海電鉄が、加太と磯の浦の両観光協会と共同で進める「加太さかな線プロジェクト」の一環で、ことし3月上旬からおよそ1か月にわたり、「愛され親しまれる名まえ」をホームページを通じて募集したものです。

その結果、あわせて900人近い応募があり、その中から、このほど、ピンク色のめでたいでんしゃが「さち」、水色のめでたいでんしゃが「かい」にそれぞれ決まりました。

水色のめでたいでんしゃ「かい」

水色のめでたいでんしゃ「かい」

南海電鉄などでは、今後、キャンペーンポスターやパンフレットなどで、めでたいでんしゃを紹介する際に使用するとしています。

有田地域などでみかんの花が開花、初夏告げる(写真付)

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国内有数のみかん産地、有田地域などで、みかんの白い花が咲き始め、初夏の香りを振りまいています。

みかんの花が開花(有田みかん海道)

みかんの花が開花(有田みかん海道)

きのう(5日)は二十四節気の立夏(りっか)で、暦の上では夏に入りましたが、これと時期を合わせるように、みかんが花を咲かせ始め、夏を告げています。間もなく満開の時期を迎えます。

みかんの花が開花(有田市)

みかんの花が開花(有田市)

海南市や有田市、有田郡、日高郡などでは、山地を中心にみかん栽培が盛んで、国内有数の産地となっていて、いつもは濃い緑色の山の景色を見せていますが、花が満開のころには、山が白っぽく見えるほどに無数の白い花が一斉に咲き競います。そして、あたりに、さわやかで甘酸っぱい香りを振りまき、これらの地域がみかんの花の香りに包まれます。

連休明けは、強風と局地的な激しい雨に注意

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和歌山県沿岸海上では、あす(7日)、北部では昼前にかけて、南部では明け方から夜のはじめごろにかけて、南よりの風が強く吹き、また、全域で、昼前から夜のはじめごろにかけて、局地的に雷を伴って激しい雨が降り、大雨になる見込みです。強い風や大雨による土砂災害に注意して下さい。

和歌山地方気象台が、午後4時半に発表した強風と大雨に関する気象情報によりますと、前線を伴った低気圧が、こんや(6日)からあす朝にかけて、山陰沖を東に進む見込みで、海上では南よりの風が強く、また、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定となる見込みです。

和歌山県地方で、こんやからあすにかけて予想される強い風は、北部では、陸上で13メートル、最大瞬間風速は25メートル、海上で18メートル、最大瞬間風速は30メートルに達し、南部では、陸上で12メートル、海上で15メートル、最大瞬間風速は陸上海上とも25メートルになる見込みです。

また、あす朝から夕方にかけて、局地的に時間雨量が40ミリの雷を伴った激しい雨が降る見込みで、あす午後6時までの24時間に降る雨の量は、多いところで200ミリに達する見込みです。、


春の近畿高校野球和歌山県予選、4強出揃う

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春の近畿高校野球・和歌山県予選は、きょう(6日)、和歌山市の紀三井寺公園野球場で準々決勝が行われ、智弁和歌山と向陽、市立和歌山、それに、初芝橋本が勝ち、準決勝進出を決めるとともに、夏の和歌山大会のシード権を得ました。

第1試合、和歌山東対智弁和歌山は、10対3で智弁和歌山が勝ちました。智弁和歌山は、林(はやし)のホームランを含む、先発全員安打となる17安打で10点を奪い、投げてはエースの平田(ひらた)が3失点ながら完投しました。

第2試合、熊野対向陽は4対2で向陽が勝ちました。向陽は、2点を追う8回、4番酒井(さかい)のタイムリーと6番の江川(えかわ)の2点タイムリーヒットで3対2と逆転に成功、さらにこの回1点を追加して、4対2で熊野を下しました。

第3試合、市立和歌山対近大新宮は、5対4で市立和歌山が9回逆転サヨナラ勝ちをおさめました。1点を追う市立和歌山は9回、この回先頭の2番柑本(こうじもと)、3番の緒方(おがた)の連続ヒットで1・3塁のチャンスをつくり、4番安永(やすなが)がライト前にタイムリーを放ち同点に追いつきました。勢いに乗る市立和歌山は、5番川﨑(かわさき)も、センター前にタイムリーを打ち、5対4と逆転サヨナラ勝ちしました。

第4試合、初芝橋本対日高中津は、2対1で初芝橋本が9回サヨナラ勝ちしました。1対1の同点で迎えた9回裏、初芝橋本は、2本のヒットとフォアボールで2アウト満塁とし、この回からマウンドに上がったピッチャーの西浦(にしうら)がレフト前にタイムリーヒットを放ち、2対1で、日高中津にサヨナラ勝ちしました。敗れた日高中津は、初芝橋本を上回る13本のヒットを打ちながら、得点が1点に留まったのが響きました。

この日、勝ち上がった4校は、7月11日に開幕する第100回夏の高校野球和歌山大会のシード校となります。

このあとの県予選は、今月(5月)12日に準決勝が和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われます。第1試合は、午前10時から智弁和歌山対向陽、第2試合は、午後0時半からの予定で、市立和歌山対初芝橋本の組合せとなり、翌13日に決勝戦が行われます。そして、優勝校は26日に、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で開幕する春の近畿大会に和歌山県代表として出場します。

連休最終日、Uターンラッシュで鉄道や道路が混雑

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大型連休最終日のきょう(6日)、和歌山県内の行楽地やふるさとで過ごした人たちのUターンラッシュは、午後も続き、電車は混雑し、道路は渋滞しました。

JR西日本によりますと、紀南方面から大阪に向かう特急は混雑し、和歌山駅での自由席乗車率は120%に達した列車がありました。

また、日本道路交通情報センターによりますと、紀南方面から和歌山市や大阪方面に向かう北行きの車は、阪和道・湯浅御坊道路の広川町付近を先頭に日中は混雑が続き、午後5時過ぎには13キロに達しました。

今年度(2018年度)の光化学オキシダント特別監視実施中

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和歌山県は、ことし(2018年)もきょう(7日)から10月まで、光化学オキシダントの特別監視を行っています。

県・環境管理課では、和歌山市から有田市(ありだし)にかけて13の測定局を設置し、光化学オキシダント濃度が高くなる毎年5月上旬から10月上旬にかけて特別監視を行っていて、1時間あたりの濃度によって「予報」「注意報」「警報」「重大緊急警報」の4つの段階の情報を発令しています。

県によりますと、去年(2017年)は、大気中のオキシダント濃度が0・1ppm以上で発令される「予報」は2回発令され、前の年より2回減りました。

オキシダント濃度0・12ppm以上の「注意報」と、濃度0・3ppm以上の「警報」、それに濃度0・4ppm以上の「重大緊急警報」は、いずれも発令されませんでした。

また、おととし(2016年)は予報が4回、2015年は予報が8回、2014年は予報が2回、注意報が1回でした。

県・環境管理課では「予報や注意報などが出された時は、屋外での特に激しい運動を避けることや、目やのどなどに刺激を感じた場合は、水道水などで目を洗ったり、うがいをすることに気をつけ、最寄りの保健所や役所に連絡して欲しい」と呼びかけています。

「紙芝居屋ガンチャン」が5月20日に九度山町にやってくる!

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九度山町(くどやまちょう)の廃校を活用した絵本や童話の図書館「くどやま森の童話館(どうわかん)」に、今月(5月)20日、大阪を拠点に活躍している「紙芝居屋ガンチャン」が訪れ、子ども達に昔ながらの紙芝居を披露します。

これは、去年(2017年)10月、旧・九度山町立久保(くぼ)小学校の校舎を改装してオープンした「くどやま森の童話館」の定期イベントの第3弾として企画されたものです。

当日は、紙芝居屋ガンチャンが、街頭紙芝居を披露するほか、カラーマジックなどを使ってオリジナル紙芝居を作る体験も行われます。

参加は無料で人数制限はありませんが、オリジナル紙芝居づくりは、先着で親子6組の限定となります。

この催しは、今月20日の午後1時半から、九度山町北又(きたまた)の「くどやま森の童話館」で開かれます。

問い合わせは電話0736(54)2019番で応じています。

新宮市がAirbnbホスピタル度ランキング1位に

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空き部屋の宿泊場所の提供者と宿泊希望者を結ぶサイトAirbnbの日本法人がこのほど行った日本でのおもてなし度の高い都市や地域の調査で、新宮市が1位にランキングされました。

2位が白馬村、3位が倉敷市で、おもてなし力の高い都市が地方に点在していることが注目されています。

この調査は、去年3月から今年4月までの1年間にAirbnbの利用客のデータをもとに

おもてなし度の高い都市や地域を選出したものです。この結果1位は新宮市で、熊野三山や熊野古道などの世界遺産があり、農家民泊など地元体験型の宿泊が好評であったことが主な要因です。日本人の利用客が最も多く、アメリカ人やフランス人などが続いています。

このほかおもてなし度の上位10位までが地方の都市や地域で、各地に魅力ある地域が点在していることが注目されています。

Airbnbは世界190カ国以上の都市でアパートやヴィラ、城、宿坊などの宿泊施設を検索したり予約できるサイトで、日本では、農家民宿や古民家、コテージなど6万2千室が登録されていて、昨年1年間に580万人が利用しています。

きいちゃんと学ぶ交通安全教室(写真付)

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海南市且来(あっそ)の自動車教習所「ドライビングスクールかいなん」で、きょう(7日)交通安全教室が開かれ、地元の保育園児らが和歌山県のマスコットキャラクター「きいちゃん」と交通ルールを学びました。

きいちゃんと一緒に制動距離を学ぶ園児ら(5月7日・海南市且来)

これは、地域の交通安全教育センターの役割を担う「ドライビングスクールかいなん」が毎年行っているもので、きょうは海南市のくるみ保育園・年長組の26人が、ドライビングスクールかいなんの教室で海南警察署交通課の警察官やスクールの指導員から指導を受けました。

この中でバイクや自動車の制動距離の学習では、印を付けたロープを見て、バイクや自動車が32mにもなる事に驚いた様子で、園児は「長い!」「危ない」などと声を上げていました。

海南署交通課員の指導のもよう

続いて、園児らは交差点では飛び出さず、左右の確認をすることや自転車の安全をDVDで学んだほか、交通ルールに関する○×クイズで楽しみました。

園児らは「きいちゃんと一緒で楽しいです。交差点では右左を見て渡ります」と話していました。

ドライビングスクールかいなんの検定員で広報課の中西潤治(なかにし・じゅんじ)係長は「交通安全への意識を子どものうちに高めてもらうことで、地域全体の安全にもつなげられたら」と意義を語りました。

なお、きょうは交通安全教室に先立って、園児らが高台に避難する防災訓練が行われる予定でしたが、雨で中止となりました。

「株で失敗」と県内に多数の詐欺電話 県警が注意呼びかけ

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きょう(8日)和歌山県内各地に「株で失敗したので、金を大阪まで持って来てほしい」といった内容の詐欺の電話が多くかかっているため、県警察本部は、こうした電話に応じないよう注意を呼びかけています。

県警によりますと、県内では、息子や家族を名乗る人物から電話がかかっていて、内容は、電話に出た親などに、多額の現金を金融機関から引き出させて、指定場所まで持ってこさせる手口の特殊詐欺だということです。

県警では、こうした電話にだまされないよう注意を呼びかけていて、「電話がかかってきた場合には、最寄りの警察、または、警察相談電話♯(シャープ)9110に相談してほしい」と呼びかけています。


御坊市や湯浅町などで震度2

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きょう(8日)午前2時ごろ、和歌山県北部を震源とする地震があり、御坊市(ごぼうし)や湯浅町(ゆあさちょう)などで震度2を観測しました。この地震による津波の心配はありません。

気象庁の観測によりますと、震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは3・6と推定されます。

各地の震度は震度2を御坊市、湯浅町、日高町、日高川町土生(はぶ)、震度1を有田市初島町(ありだし・はつしまちょう)、紀美野町、広川町(ひろがわちょう)、美浜町、由良町、みなべ町、日高川町高津尾(たかつお)で観測しました。

春の叙勲と褒章の伝達式(写真付)

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ことし(2018年)春の叙勲と褒章、それに危険業務従事者叙勲の伝達式が、きょう(8日)和歌山県庁の正庁(せいちょう)で開かれました。

伝達式のもよう(5月8日・和歌山県庁正庁)

春の叙勲には和歌山県内から41人、危険業務従事者叙勲には27人、褒章には9人がそれぞれ選ばれ、きょうは各省庁で伝達される人などを除く22人が出席し、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から勲章や褒章が伝達されました。

仁坂知事(右)による伝達

仁坂知事は祝辞のなかで「県では長期総合計画に基づく県政発展のための様々な政策を展開するなか、受章者の方々には今後も力添えをして欲しい」と述べました。

代表であいさつする澤﨑國昭さん

これに対して、旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)を受章した、元・有田市(ありだし)公平委員会委員長で、有田市の澤﨑國昭(さわさき・くにあき)さん73歳が受章者を代表してあいさつし「このたびの栄誉に恥じぬよう、今後も健康を第一に、少しでも社会に恩返しがしたい」とお礼を述べました。

島精機の決算発表 売上高と当期純利益が過去最高

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和歌山市に本社のある横編み機メーカー、島精機製作所はきょう(5/8)、売上高と当期純利益が過去最高の、大幅な増収増益となる、今年3月期の連結決算を発表しました。

それによりますと、去年4月から今年3月までの連結決算は、前の年度に比べて売上高が、15・1%増えて718億5800万円で5期連続の増収、当期純利益が、56・7%増の112億7900万円で、2期連続の増益となりました。売上高と当期純利益は、ともに過去最高となりました。

この要因として、島精機は、全体の8割以上を占める横編機の売上高が17・8%増えるなど好調に推移しているほか、地域別では、日本での売上高がやや減った一方、中国やバングラデシュ、ベトナムやイタリアなど、全体の9割を占める海外での売上の伸びが大きくなっていることを挙げています。

来年3月期の連結業績予想は、売上高が5・8%増の760億円、経常利益が3・1%増えて160億円、当期純利益が2%増の115億円を見込んでいます。

ところで、島精機製作所はきょう、今年4月から3年間の新しい中期経営計画を発表し、3年後の2020年度に売上高1000億円を目指して、縫い目のないホールガーメント横編み機の事業強化や、横編み機以外の研究開発の充実などに取り組む方針を示しました。

端正会・更生保護施設全面改築の落成記念式典(写真付)

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法務大臣の認可を受け、刑務所などを出所後、社会復帰を目指す人々の更生を請け負う、和歌山市の更生保護法人端正会(たんせいかい)はきょう(8日)老朽化した施設の全面改築を祝う落成記念式典を開きました。

きょうの落成式のもよう(5月8日・和歌山市友田町)

1913年(大正2年)に和歌山市で釈放者保護事業を開始した端正会は、県内で唯一、更生保護事業の認可を得て、刑務所を出所後、身寄りや住む場所の無い人などへの 宿泊場所の提供や再犯防止の指導を行っています。

ことし(2018年)3月、老朽化していた和歌山市黒田(くろだ)の旧施設を建て替えた新施設には、男女を完全に分離した居住空間やバリアフリー設備があり、災害時には屋上部分を一時避難場所として開放するなど、地域の防災機能も備えています。

あいさつする端正会の森田理事長

きょう午後、和歌山市のホテル・グランヴィア和歌山で開かれた落成記念式典で、端正会の森田昌伸(もりた・まさのぶ)理事長が「役職員一同心を一つにして、地域の協力を得ながら更生保護施設に求められる役割を果たしたい」と決意をあらたにしました。

祝辞を述べる法務省の畝本保護局長

また、来賓として出席した法務省保護局の畝本直美(うねもと・なおみ)局長は「今回の改築で入所者の居住環境が改善し、地域の防災機能が装備されたことを喜ぶとともに、今後、地域に支えられて一層充実した処遇の実現と、更生保護活動の地域の拠点として大きな役割を果たすよう期待したい」と祝辞を述べました。

新しい施設での受け入れ開始は、今月(5月)中旬ごろの予定です。

着物のフォトコンテストで和市の男性が大賞受賞(写真付)

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日本きもの連盟が主催する「第20回きもの姿ほのぼのフォトコンテスト」で和歌山市の新井達男(あらい・たつお)さん78歳の作品が最高位の大賞を受賞し、きょう(8日)和歌山市役所で表彰の伝達が行われました。

大賞を受賞した新井さん(前列左から2人目)

この写真コンテストは、着物文化を後世に残そうと日本きもの連盟が毎年、全国から作品を募集しているものです。20回目の今回は、全国2259点の応募の中から76点が入選し、和歌山市の新井達男(あらい・たつお)さん78歳の作品「うれしいひなまつり」が最高位の「大賞・文部科学大臣賞」に選ばれました。

新井さんの作品は、去年(2017年)の3月3日に、大阪・富田林市の町家街で開かれたひなまつりで、着物姿の女性や子どもたち7人が笑顔を見せている様子をデジタルカメラで撮影したスナップ写真です。

(撮影:新井達男さん)

きょう午前、和歌山市役所の市長室で行われた伝達表彰式で、新井さんに、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が表彰状を伝達したほか、日本きもの連盟和歌山支部の瀬藤悦二(せとう・えつじ)支部長らが賞金10万円や着物などの副賞を贈りました。

瀬藤支部長は「朗らかで、『ほのぼの』というコンテストの主旨にぴったり」と絶賛し、尾花市長も「子どもたちの笑顔がとても自然で素晴らしい」と作品に見入っていました。20年前に趣味でカメラを始め、地元の写真クラブで活動しているという新井さんは「一瞬を捉えようとシャッターを切った作品で、受賞を聞いたときはたいへん驚きました。これからも着物や県内の祭りの写真を撮りたい」と話していました。

「きもの姿ほのぼのフォトコンテスト」で和歌山県内の作品が大賞を受賞するのは初めてだということです。

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