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Channel: WBS和歌山放送ニュース
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串本~みなべの海岸域が吉野熊野国立公園編入へ

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環境省は、きょう(25日)までに、串本町からみなべ町に至る和歌山県の紀伊半島沿岸およそ1万3千ヘクタールを吉野熊野(よしのくまの)国立公園に編入することを決めました。

これは、環境大臣からの諮問で、きのう(24日)開かれた中央環境審議会・自然環境部会の答申を受けたものです。

新たに国立公園となるのは、南部田辺白浜海岸(みなべ・たなべ・しらはまかいがん)と熊野枯木灘海岸(くまの・かれきなだかいがん)の2つの県立自然公園の海域などで、来月(9月)にも官報に公示され、発効します。

これらの地域には、熊野古道唯一の砂浜の道、みなべ町の「千里の浜(せんりのはま)」や日本のナショナルトラスト運動第1号、田辺市の「天神崎(てんじんざき)」などが含まれるほか、地殻変動や浸食作用によって形成され、日本ジオパークにもなっている変化に富んだ海岸景観が多く見られます。また、暖地性(だんちせい)の植物群落やアカウミガメの産卵地などもあり、風景鑑賞や自然探勝などのレクリエーションの場としても重要であると評価され、国立公園に編入されることになりました。

吉野熊野国立公園は、和歌山・奈良・三重の3県にまたがる紀伊半島の中央部から南部にかけての地域で、構造山地やそこを源(みなもと)に深い渓谷を形成しながら下る河川、それに、河川が注ぐ熊野灘沿岸といった特徴的な景観を持つ自然公園で、1936年2月に指定され、来年(2016年)80年を迎えます。今回編入されるのは、この地域に隣接する和歌山県の紀伊半島沿岸海域で、これにより吉野熊野国立公園はおよそ9万3千ヘクタールとなります。

ところで、環境省では、ことし(2015年)5月、和歌山県海岸域の国立公園への大規模な区域拡張を見込んで、田辺市内に自然保護官事務所を開設、自然保護官を配置して、公園の保護管理や適正利用の推進などを図っています。


全国学力テスト・和歌山県は小学校算数Aのみ全国上回る

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ことし(2015年)4月、全国の小学6年生と中学3年生に対して行われた、文部科学省の全国学力テストの結果がきょう(25日)公表され、和歌山県は、小学校の算数Aのみ平均正答率が全国平均をわずかに上回りましたが、そのほかの教科は、すべて全国平均を下回りました。

ことしの学力テストは、4月に、特別支援学校を含む県内すべての公立小学校242校と、中学校127校で行われ、小・中いずれも、国語と算数・数学で、基礎的な知識を問うA問題、応用力を問うB問題と、3年に1度の理科のテストが出題されたほか、生活習慣や学習環境に関する意識調査も行われました。

その結果、和歌山県の平均正答率は、小学校の算数Aが2009年以来、6年ぶりに全国平均を0・4ポイント上回りましたが、それ以外は小・中すべての教科で全国平均を下回り、特に中学校の国語A・B、数学B、理科の4科目が、全国平均より2ポイントあまり下回りました。

都道府県別でみると、去年(2014年)全国最下位だった小学校の国語Aはことしは全国31位、算数Aが16位、算数Bが21位といずれも去年を上回りましたが、中学校の国語Aは全国44位、国語Bが45位と去年とほとんど変わらず、理科も、小学校が全国43位、中学校が44位と、いずれも振るいませんでした。

和歌山北警察署で防犯パトロール犬出発式(写真付)

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地域の見守り活動の一環として犬の飼い主が散歩をするときに防犯パトロールを兼ねてもらう活動が始まることになり、きょう(25日)、和歌山北警察署で出発式が行われました。

黄色地のバンダナをつけてもらったもか吉(8月25日 和歌山北警察署にて)

黄色地のバンダナをつけてもらったもか吉(8月25日 和歌山北警察署にて)

この活動は和歌山北警察署管内にある和歌山市地域安全推進員会和歌山北支部が地域の防犯意識を高めようと、和歌山県内でこうした取り組みを行うのは初めてだということです。

きょう午前10時から和歌山北警察署で行われた出発式には東山一樹(ひがしやま・かずき)署長や和歌山市地域安全推進員会和歌山北支部の野畑久則(のばた・ひさのり)支部長らあわせておよそ20人が出席しました。

式では野畑支部長が、出席した8つの地区の自治会長に黄色地に「ぼうはんパトロール犬」と書かれたバンダナをそれぞれ10枚手渡したあと、代表して和歌山市福島の吉増江梨子(よします・えりこ)さんが飼っているもか吉(きち)4歳の首にバンダナが巻かれました。

今回の活動について和歌山北署の東山署長は「今回の活動で防犯力がより高まると思います」と話していました。

また、もか吉の飼い主の吉増さんは「子供たちが5時を過ぎて1人で空き地にいたり、コンビニにいると声をかけるようにしています。散歩コースに子供たちの通学路を入れてもらえるよう協力してもらいたいです」と話していました。

支部では今後、
協力してくれる飼い主を広めたいとしています。

不登校率高い状況・仁坂知事「大変憂慮すべき事態」

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今月(8月)6日に文部科学省が発表した学校基本調査の速報値で、和歌山県の不登校率が全国で非常に高かったことについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「大変憂慮すべき事態だ」と述べ、県の来年度(2016年度)新政策の最重要課題とする考えを明らかにしました。

これは、きょう(25日)行われた9月定例県議会の一般質問で、公明党県議団の中拓哉(なか・たくや)議員の質問に答えたものです。

学校基本調査の速報値によりますと、昨年度(2014年度)の小・中学校の不登校率で、和歌山県は小学生が全国ワースト1位、中学生も全国ワースト3位となりました。

仁坂知事は調査結果について「大変憂慮すべき事態だ。学校は子どもたち一人一人が安心して集団生活を送れることが基本で、学校や教職員が協力して、早期の発見と対応が重要だ」と答えました。

一方、仁坂知事は「不登校の要因や背景は複雑で、一人一人異なる支援が要る」とも指摘した上で「これという決めては無いが、来年度の新政策の最重要課題として取り上げたい」と答えました。

このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の山本茂博(やまもと・しげひろ)議員が「紀の国わかやま国体」の男女総合優勝に向けた見通しなどについて、共産党県議団の松坂英樹(まつさか・ひでき)議員が、安全保障関連法案に対する知事の政治姿勢などについて、それに、自民党県議団の森礼子(もり・れいこ)議員が、日本創成会議の提言した高齢者の地方移住に対する所感などについて、それぞれ質問しました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの県議会一般質問の模様を、午後9時20分から録音ダイジェストで放送します。

第21回和歌山キワニス賞表彰式(写真付)

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長年にわたり社会貢献活動を行っている個人や団体を表彰する「和歌山キワニス賞」の表彰式が、きょう(25日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれ、受賞者に賞状や記念品が贈られました。

表彰後の記念撮影(8月25日・アバローム紀の国)

表彰後の記念撮影(8月25日・アバローム紀の国)

これは、和歌山市に拠点を置く奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」が、長年にわたって社会貢献活動を行っている県内の個人や団体を広く紹介しようと、毎年8月に表彰しているものです。

21回目となる今年度のキワニス賞には、元・和歌山東警察署・生活安全課の警察官で、退職後の2004年から、防犯やマナーアップを呼びかける街頭活動に参加した小・中学生の感想文を文集にまとめて発行している、防犯アドバイザーの三栖康孝(みす・やすたか)さん66歳と、同じく2004年から、図書部員の生徒たちが中心のボランティアグループ「うさぎチーム」を組織し、地域の小学校に出向いて絵本や紙芝居の読み聞かせを行っている、紀の川市の県立貴志川(きしがわ)高校が選ばれました。

きょう午後行われた表彰式で、和歌山キワニスクラブの田中宣人(たなか・のりひと)会長から、受賞者の三栖さんと、貴志川高校の楠見隆功(くすみ・たかのり)校長に、賞状と記念品が贈られました。

表彰状を受け取る三栖さん

表彰状を受け取る三栖さん

続いて受賞者があいさつし、三栖さんは「キワニス賞を汚さぬよう、滅私奉公の精神をもってこれからの活動に取り組みます」と感謝を述べました。

表彰状を受け取る楠見校長

表彰状を受け取る楠見校長

また楠見校長は「今後も後輩たちに活動を受け継ぎながら、心の交流を深めたい」と喜びを語りました。

和歌山市の尾花市長が就任から1年「あっという間だった」(写真付)

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和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長はきょう(25日)、市長就任から1年を迎えたことについて「1年間はあっという間だった。」と述べました。

会見に臨む尾花市長(8月25日 和歌山市役所にて)

会見に臨む尾花市長(8月25日 和歌山市役所にて)

これはきょう行われた定例記者会見で尾花市長が述べたものです。

この中で尾花市長は「1年間はあっという間だった。雇用を確保することが和歌山に若い人を呼び込むきっかけになると思っている。そのためには産業振興と街の魅力を高めたい。また、人口減少と高齢化対策に対応する人づくりの政策を行っていきたい」と述べました。

また、尾花市長は自身が選挙戦で掲げた44の約束のうち、ジャズマラソンのフルマラソン化や通院費の小学6年生までの無料化など4つが実現に向けて着手できていないと述べ、中でも通院費の小学6年生までの無料化については「10月末までにまとめる和歌山市版の地方創生総合戦略までに結論を出したい」としました。

県議会・マイナンバー制度のセキュリティへの質問相次ぐ

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現在開会中の9月定例和歌山県議会で、この10月から日本に住むすべての人に割り当てられる、社会保障と税の共通番号「マイナンバー」について、議員からセキュリティ対策を問う一般質問が相次いでいます。

マイナンバーは、ことし(2015年)10月から、市区町村が、住民票に記載された住所に12ケタの番号を通知する制度で、来年(2016年)から国や自治体、健康保険組合などがマイナンバーを使って、社会保障と税、災害対策の分野に限って個人情報の管理を始めます。

これに伴い、来年から市区町村の窓口でマイナンバーを記録した個人番号カードを無償で受け取れるようになり、翌2017年からは、このカードを持って窓口に行くと、児童手当の申請などで源泉徴収票や所得証明書、住民票などの提出が不要になるなど、国や自治体は国民に効率化をアピールしています。

一方で、個人情報の漏えいを心配する声もあり、9月定例県議会の一般質問でも、議員から県当局にセキュリティ対策を問う声が相次いでいます。

きょう、改新クラブの藤本眞利子(ふじもと・まりこ)議員による一般質問に対して、県の市川靖之(いちかわ・やすゆき)総務部長は「個人情報の管理は一元化せず、これまで通り各行政機関ごとに分散して管理する。なりすまし対策についても、マイナンバーを記載した書類を提出する際には、個人番号カードや運転免許証など、顔写真付きの証明書などで厳しく本人確認を行う」と答え、個人情報の保護に全力をあげる姿勢を示しました。

マイナンバーのセキュリティに関する一般質問は、きのう(25日)自民党県議団の山本茂博(やまもと・しげひろ)議員や、公明党県議団の中拓哉(なか・たくや)議員も相次いで行っていて、関心の高さを表しています。

このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の坂本登(さかもと・のぼる)議員が、「みなべ・田辺地域の世界農業遺産」の認定や登録に関して、共産党県議団の雑賀光夫(さいか・みつお)議員が、里親にかかる県の取組と実態などについて、それに自民党県議団の中西峰雄(なかにし・みねお)議員が、小・中学校の適正規模や適正配置などについて、それぞれ県の考えをただしました。

和歌山放送では、きょうの県議会一般質問2日目のもようを、午後9時20分から録音ダイジェストでお伝えします。

背任で書類送検の森林組合こうや元参与不起訴

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和歌山地方検察庁はきょう(26日)、売上金およそ280万円を自身の口座に振り込むなど不正な会計処理を行い、組合に損害を与えたとして書類送検されていた「森林組合こうや」の57歳の元男性参事と50歳の元男性職員を不起訴にしたと発表しました。

この事件は橋本市や高野町、それに九度山町で森林整備を行っている「森林組合こうや」の元参事と元職員が2009年4月頃から3年間にわたり、組合の売上金およそ280万円を元参事が管理する口座に振り込んだとされているもので、橋本警察署がことし1月22日、背任の容疑で和歌山地検に書類送検していました。

和歌山地検は不起訴の理由を明らかにしていませんが、送検容疑の中に時効を過ぎているものがあったほか、時効期間のものについても起訴猶予と判断したとみられます。


共産党・来夏の参院選立候補予定者発表

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共産党和歌山県委員会は、きょう(26日)来年夏(2016年)に行われる参議院選挙で、和歌山県選挙区での立候補予定者を発表しました。

立候補を予定しているのは、看護師で共産党県委員会常任委員の坂口多美子(さかぐち・たみこ)氏39歳です。

坂口氏は大阪府堺市の出身で、和歌山生協病院などで看護師を務めたのち、ことし(2015年)4月の統一地方選挙の和歌山市議会議員選挙に党の公認候補として立候補しましたが落選しました。

現在は党の県委員会常任委員を務めていて、おととい(24日)の党の中央委員会で公認が決まりました。

きょう夕方、和歌山県庁で記者会見した坂口氏は「命を守る仕事をしていたことから、安倍政権が進めようとしている安保法制には絶対に反対し、子どもを戦争に送り込み命を落とすような事態を阻止したい。医師や看護師、介護職員の不足や、少子高齢化、ワーキングプアの多い現状もみてきたので、住民の暮らしを守る社会に変えたい」と立候補を決めた理由を語りました。

同席した共産党県委員会の下角力(しもかど・つとむ)委員長は「今の時点ではわからないが、戦争か平和かという選択が大きな争点のひとつになるだろう」と話しています。

「商工会議所検定試験」あれこれ

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和歌山商工会議所では、企業現場で求められる実践的な能力を育成し、評価・認定することを目的とした検定試験を数多く実施しています。

 

このうち、代表的な「日商簿記」は、「企業が求める資格ランキングトップ10」では、第1位になるなど人気の資格、次の試験日は11月15日です。

また、販売士検定から今年度、改称された「リテールマーケティング検定」は、現場で役立つ販売・接客の技術だけでなく、在庫管理からマーケティングにも至る幅広い知識が身につくとして人気です。

この試験日は来年の2月17日です。

このほか、商品を魅力的に演出する力をつけることが出来る「カラーコーディネーター検定」や、医療・福祉・建築の知識を体系的に幅広く身につける事が出来る「福祉住環境コーディネーター検定」などがあります。

試験日や申し込みの受付期間は様々で、和歌山商工会議所がホームページなどで紹介しています。

和歌山商工会議所では、「資格取得は自らが持つ能力を最も分かりやすくアピールすることが出来る証となるもので就職や転職やキャリアアップなど目標に向けて大きな力となります。資格取得で自らの未来を切り開いて下さい」と話しています。

読んで楽しんで国体スポーツ応援!! 県立図書館で(写真付)

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紀の国和歌山国体の開催まであと1ヶ月となったきょう、スポーツをテーマにした絵本の読み聞かせなどを行うイベントが和歌山県立図書館で、小学生と保護者を対象に行われました。

大きな絵本に引き込まれる子どもたち

大きな絵本に引き込まれる子どもたち

このイベントは、暑い夏に図書館で涼んでもらおうと2011年から行われている節電キャンペーンの一環で、今回は、来月から始まる紀の国わかやま国体と和歌山大会にあわせ、「読んで楽しむスポーツ~応援!紀の川わかやま国体・大会~」と題してスポーツに関する絵本3冊の読み聞かせを行ったり、スポーツと国体に関するクイズを出題したりしました。

「およぐ」の読み聞かせ

「およぐ」の読み聞かせ

読まれた絵本は、野菜のかけっこを題材にした「おやおや、おやさい」と、泳ぎ方や泳ぐコツを分かりやすく絵本にした「およぐ」、それに、ゾウが様々な種目で1位を取る「ぞうの金メダル」の3冊で、集まった親子およそ20人が興味深そうに聞き入っていました。

また、「紀の国わかやま国体で最初に実施される競技は何ですか?」といったスポーツや国体に関連した3択のクイズでは、子ども達が答えを聞くたびに、喜んだり、悔しがったりと様々な表情を見せていました。

和歌山市に住む小学2年生の男の子は、「きょうのイベントに参加したのをきっかけに、国体では、水泳を見に行きたい」と話していました。

また、県立図書館の司書、楠川愛(くすかわ・あい)さんは、「スポーツ好きだけど本読まないという子も図書館には、本はたくさんあるので興味のある本を選んでもらいたいですし、逆にスポーツが苦手な子でも本の中でスポーツを楽しんでもらえたら」と話しています。

 

 

 

詐欺の疑いで元新宮市議会副議長を逮捕

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太地町内の会社役員に実在しない税理士を紹介し、報酬をだまし取ったとして新宮警察署はきょう(26日)、新宮市の元市議会議員で、行政書士の73歳の男を詐欺の疑いで逮捕しました。

捕まったのは新宮市三輪崎の行政書士・海野義男(うんの・よしお)容疑者73歳です。

警察によりますと海野容疑者はおととし1月末頃、太地町の62歳の建設会社役員の男性から確定申告に関する相談を受けましたが、大阪の実在しない税理士を紹介すると言い、税理士報酬や手数料などあわせて125万円をだまし取った疑いです。

警察の調べに対し、海野容疑者は「騙し取ったわけではない」と容疑を否認しています。

海野容疑者が去年、会社役員に別の実在しない税理士を紹介すると言ったことから会社役員が警察に被害届を出し、事件が発覚しました。

新宮市議会事務局によりますと海野容疑者は1971年5月から1999年4月まで新宮市議会議員を6期務め、副議長などを歴任していました。

第599回番組審議会

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和歌山放送の第599回番組審議会がきょう(26日)開かれ、今月15日に放送された終戦の日・特別番組「和歌山県人が語り継ぐ戦後70年」について審議が行われました。


この番組は、戦争の記憶を後世に残そうと、和歌山県内に住む男女4人に、特攻や被爆、朝鮮半島からの引き揚げなどそれぞれの戦争体験を取材しました。

番組審議会では委員から「境遇や立場の違う4人の貴重な体験談をひき出している」「構成もうまく、聴かせる内容」といった意見が出されたほか、「今後は毎年、体験者の声を記録していき、文章で残すなど後世に伝える工夫を」「戦前や戦後の混乱など亡くなった人たちの気持ちが伝わるような番組もつくってほしい」といった意見も出されました。

天皇皇后両陛下が国体ご臨席で来月(9月)和歌山県をご訪問

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宮内庁は、きょう(26日)天皇皇后両陛下が「紀の国わかやま国体」の総合開会式に出席されるため、来月(9月)和歌山県をご訪問されると発表しました。

天皇皇后両陛下が和歌山県にお出でになるのは、2011年5月に田辺市で行われた「第62回全国植樹祭」にご出席されて以来4年ぶりです。

両陛下ご訪問の日程は、来月25日から27日までの予定で、東京から南紀白浜空港にご到着になり、26日に和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で行われる国体の総合開会式にご出席されます。

また両陛下は、ご訪問期間中に、4年前の紀伊半島大水害の被災者と懇談されるほか、広川町(ひろがわちょう)の「稲むらの火の館」と、みなべ町の県・果樹試験場うめ研究所の視察や、白浜町(しらはまちょう)で行われる国体の卓球競技の観戦もされる予定で、27日に南紀白浜空港から東京へ戻られます。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「紀の国わかやま国体に両陛下がご臨席頂くことは誠に光栄です。また紀伊半島大水害の被災者との懇談や、稲むらの火の館とうめ研究所の訪問など、親しくふれあいを深めていただくことは、県民にとっても大きな喜びです」とする謹話を発表しました。

道の駅「すさみ」、紀勢道開通には間に合わない

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紀勢自動車道は、今月(8月)30日に「すさみ南インター」までの全線が開通しますが、終点近くに整備される道の駅がこの日の開業には間に合わないことがわかりました。

紀南河川国道事務所やすさみ町によりますと、道の駅「すさみ」は、すさみ町江住(えすみ)の紀勢道終点「すさみ南インター」近くの国道42号沿いに整備され、竣工式は、紀勢道の開通式典に続いて同じ日の午後0時半から行われますが、駐車場や地域交流施設は、来月(9月)5日の供用開始予定となっています。

トイレの利用開始は、もう少しあとになるということです。また、近くの「日本童謡の園」から道の駅内移転し、大きく広くなる「町立エビとカニの水族館」は、来月13日の午後1時にグランドオープンの予定となっています。

道の駅・水族館とも、多くの観光客が見込まれる大型連休=シルバーウィーク前の開業となりますが、紀勢道が全線開通する今月30日には間に合わない見込みです。

ところで、この道の駅「すさみ」は、国土交通省から広域防災拠点の機能を持つ重点道の駅に指定されていて、完成すれば、災害時などに住民の避難所として活用できる高台という立地のほか、町の災害対策本部を設置でき、情報の集約などの機能が発揮できるよう設計されています。また、防災資機材や食料の備蓄倉庫も隣接地に設置されることになっています。


和歌山県版千円記念銀貨、購入申込み27日まで

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地方自治法の施行60周年を記念して発行される和歌山県版のデザインの千円銀貨の購入申込みが、あす(27日)までとなっています。

これは、造幣局が、地方自治法施行60周年となった2008年から、70周年までの10年間に、都道府県ごとのデザインで順次発行する記念貨幣で、和歌山県版の千円銀貨は、表に、開創(かいそう)1200年を迎えた高野山から、朱色の根本大塔(こんぽんだいとう)を中心とした壇上伽藍(だんじょうがらん)の風景がカラーで描かれ、和歌山県の文字が刻まれています。

千円銀貨は、直径4センチ、重さ31・1グラムの純銀製で10万枚発行されますが、金融機関などの窓口での引き換えは行われず、造幣局が貨幣セットとして販売するもので、この購入申込み受付があすまでとなっています。申込みは、ハガキと造幣局のオンラインショップに限られ、価格は消費税・送料込みで、特製のプラスチックケースにコインを入れたAセットが6171円、Aセットに和歌山県のふるさと切手を付けた特製ブックレットケース入りBセットが8021円、Bセットの記念切手なしのCセットが7611円となっています。

ひとり1セット限りの購入で、申し込みが多い場合は抽選となりますが、和歌山県民の当選確率は、他の都道府県の2倍に設定されます。そして、ことし10月中旬ごろから発送されることになっています。

特殊詐欺で現金を送らせようとした男を逮捕

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広川町の38歳の男性にアダルトサイトの利用料などとしてあわせて35万円をだまし取ろうとしたとして、湯浅警察署などはきのう(26日)、東京都内に住む42歳の男を詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕しました。

捕まったのは東京都墨田区の飲食店従業員・白神英俊(しらが・ひでとし)容疑者42歳です。

警察の調べによりますと白神容疑者は、今月(8月)24日ごろ、広川町の38歳の男性会社員の携帯電話に複数回電話をかけ、「4月末から加入しているアダルトサイトの料金が支払われていない。レターパックで35万円を送れば法的措置は取らない」などと騙し、レターパックを使って現金を送らせようとした疑いです。

男性会社員がレターパックを購入したところ、パックの裏側に「『レターパックで現金送れ』はすべて詐欺」と書いていたことから、警察に相談し、送り先の東京都台東区内のマンションで張り込んでいた和歌山県警の捜査員が、郵便ポストを開けようとしていた白神容疑者を確認し、現行犯逮捕しました。

警察の調べに対し、白神容疑者は「お金を受け取るよう頼まれた」と容疑を否認していて、警察が全容解明を進めています。

白良浜で宝探し、30日まで(写真付)

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白浜町の白良浜(しららはま)海水浴場で、恒例の宝探しイベント「熊野水軍(くまのすいぐん)埋蔵金探し」がきのう(26日)から始まり、大勢の観光客で賑わっています。

大勢が埋蔵金探し(26日・白浜町白良浜海水浴場)

大勢が埋蔵金探し(26日・白浜町白良浜海水浴場)

かつて、熊野水軍の船が嵐に遭い、白良浜に打ち上げられ、多くの宝を隠したという伝説にちなんで、毎年、夏の最後のイベントとして行われ人気です。

参加者は、白良浜の一角につくられた砂山に隠された10万円金貨をはじめ、家電やホテルの宿泊券などの引換券を探し出すもので、暑さの中、砂をかき分け、何か見つけるたびに歓声があがっています。

初日となったきのう(26日)は、青空が広がる好天に恵まれましたが、前日の雨の影響で、砂が水を含んでやや固くなっている中、大勢の家族連れらが宝探しを楽しんでいました。

熊野水軍埋蔵金探しへの参加は無料で、今月(8月)30日まで行われます。

高校野球の新人戦 6試合の結果

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高校野球の新人戦はきょう(8/27)、和歌山県内2つの球場で2回戦あわせて6試合が行われ、高野山、箕島、市立和歌山、神島、新翔、和歌山北がそれぞれ3回戦にコマを進めました。

上富田町朝来の上富田スポーツセンター野球場では、2回戦3試合が行われ、第1試合の高野山 対 近大新宮は、10対3、7回コールドで高野山、第2試合の箕島 対 和歌山東は、8対0、7回コールドで箕島、第3試合の耐久 対 市立和歌山は、3対0で市立和歌山が、それぞれ勝ちました。

一方、田辺市明洋の田辺スポーツパークでは、2回戦3試合が行われ、第1試合の慶風 対 神島は、6対3で神島、第2試合の南部 対 新翔は、6対4で新翔、第3試合の日高中津 対 和歌山北は、延長10回、5対2で和歌山北が、それぞれ勝ちました。

政府の病床削減目標・仁坂知事「価格で誘導できない」

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在宅医療へのスムーズな移行を進めるため、都道府県が策定を進めている地域医療構想に関して、政府が2025年に全国の入院ベッド数を、現在の1割程度にあたる16万から20万床削減できるとする目標を示したことについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「人口減少が見込まれ、一定の病床削減は必要だが、診療報酬は国が決めており、価格で誘導できない」と述べました。

これは、きょう(27日)行われた9月定例県議会の一般質問で、共産党県議団の奥村規子(おくむら・のりこ)議員の質問に答えたものです。

奥村議員は「政府の入院ベッド数削減の推計値は和歌山県の場合、2013年の1万3100床から、2025年には9500床まで削減すると示している」と指摘したうえで、県の今後の対応をたずねました。

これに対し、仁坂知事は「病床削減の作業は県の仕事だが、診療報酬は国が決めており、価格で誘導できない。ただ、医療費の高騰を国民が全体として負担できるかという問題を背景に法律でも決まったことなので、地域の実情を踏まえて、市町村や医療関係者などの意見を聞きながら医療構想を策定するしかない」と対応の難しさを示しました。

このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の花田健吉(はなだ・けんきち)議員が、木質バイオマス発電による中山間地域の再生と復興などについて、自民党県議団の秋月史成(あきづき・ふみなり)議員が、老朽化した南紀支援学校の建て替えなどについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

和歌山放送では、きょうの県議会一般質問3日目のもようを、午後9時20分から録音ダイジェストでお伝えします。

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