昨夜(21日)、和歌山市北島の紀ノ川で、身元不明の男性が水死しているのを消防の救急隊員が見つけて病院に運びましたが、きょう(22日)午前、死亡が確認されました。この男性のものと見られるスリッパの片方が、北島橋に残されており、警察では事故と自殺の両面で調べるとともに、この男性の身元の確認を急いでいます。
きのう(21日)午後6時50分頃、北島橋を通る複数の人から「橋の欄干にまたがって飛び降りようとしている人がいる」という110番通報が寄せられました。警察が現場に急行しましたが、人影は見えず、北島橋の舗道上に白い布製のスリッパが片方残されていました。
その後、消防隊とともに紀ノ川や橋の周辺を捜索したところ、間もなく水中に心肺停止状態の男性を発見し、救急蘇生を行うとともに病院へ運びましたが、きょう午前9時40分、死亡が確認されました。
男性は、50歳から60歳くらいで、身長165センチくらい、中肉で、髪は短く白髪交じりです。服装は、白の肌着に、白地に青色の魚の柄が入った半袖Tシャツ、灰色の長ズボンをはいていました。
和歌山西警察署では、事故と飛び降り自殺の両面で調べるとともに、この男性の身元の確認を急いでいます。