きょう(8日)昼すぎ、新宮市熊野川町の国道で、乗用車同士が正面衝突する事故があり、2人がケガをしました。また、対向車線側にはみ出した事故を起こした車を運転していた男が酒気帯び運転だったことが分かり、新宮警察署員に現行犯逮捕されました。
道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、奈良県十津川村の土木作業員、中家充雅(なかいえ・みつまさ)容疑者60歳です。
きょう午後1時前、新宮市熊野川町日足(ひたり)の国道168号を北上していた乗用車に、前から来た中家容疑者の運転する車がセンターラインを越え、正面衝突しました。この事故で、乗用車を運転していた大阪の70歳の男性と、同乗していた67歳の妻がケガをし、病院で手当てを受けています。命に別状はないもようですが、2人の詳しい容態は分かっていません。
この事故の通報を受けて駆け付けた警察官が調べたところ、中家容疑者が酒気帯び運転だったことが分かり、現行犯で逮捕しました。警察で事故の原因などを詳しく調べています。中家容疑者は、容疑を認めているということです。