紀の川市の保育所の園児や職員が集団でノロウイルスに感染していたことがわかりました。
和歌山県健康推進課によりますと、ノロウイルスの集団感染があったのは、紀の川市にある市立なるき保育所で、おととい(14日)保育所から、複数の園児が嘔吐や下痢の症状を示していると岩出保健所に連絡がありました。
保健所で調べたところ、今月11日からきのう(15日)までに園児22人、職員2人のあわせて24人が同じような症状を訴え、このうち園児3人の便を検査した結果、全員からノロウイルスが検出されました。
岩出保健所はノロウイルスによる感染症と判断し、この保育所に対し、トイレや手すりなどの消毒や、手洗いの励行などを徹底するよう指導しました。
県では、おう吐や下痢、それに発熱を伴う腹部症状があるときは早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。