紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会の開催に合わせて、和歌山県の伝統芸能を紹介する「第一〇回 和歌山県民俗芸能祭」が、来月3日、和歌山県民文化会館大ホールで開かれます。
これは、県民が長年育んできた伝統芸能に触れ、県内の文化遺産への理解を深めてもらおうと、県文化振興財団が主催するもので、県内各地の無形民俗文化財を紹介しています。
今回の民俗芸能祭では、紀の川市の粉河祭だんじり太鼓をはじめ、海南市の藤白の獅子舞、御坊市の御坊下組(ごぼうしもぐみ)の雀踊(すずめおどり)、橋本市の嵯峨谷(さがたに)の神踊り(こおどり)、和歌山市の木ノ本の獅子舞木ノ本が、披露されます。
また、当日は、正午から約40分程度、県民文化会館の大ホールのロビーで獅子舞を使った民俗芸能ワークショップも行われます。
入場は無料ですが、整理券が必要です。
整理券は、和歌山県民文化会館や県庁の県文化遺産課などで配布しています。
主催する県文化振興財団の担当者は、「県内の伝統芸能が、一堂に集まることは、滅多にありません。是非、この機会に、和歌山県の文化遺産に触れてみて下さい」と話しています。