東日本大震災で被災した東北3県の小学生全員に対し、和歌山県が特産の温州みかんを送ることになりました。
これは2011年の山口国体から国体に「東日本大震災復興支援」という冠が付けられ、紀の国わかやま国体、紀の国わかやま大会にも同じ冠が付けられることになったことから、先催県の例に倣って震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の東北3県に贈ることにしました。
県によりますとこれまでは国体の参加経費を支援したほか、東京都が福島県のスケートリンクの改修費用を出すなど、金銭的な支援が中心でしたが、和歌山では県産品のPRと子供たちへの援助を考えた結果、県産みかんを送ることにしたものです。
3県あわせておよそ1300校のおよそ28万人が対象で、県ではことし11月下旬から12月上旬にかけて県産温州みかんのMサイズかSサイズで糖度が11度以上のものを送ることにしています。