今月25日から始まる「世界津波の日高校生サミットin黒潮」に先立って、あす(11月23日)とあさっての2日間、和歌山県内で「世界津波の日高校生スタディツアー」が開催されます。
これは、今月25日と26日に高知県で開催される世界津波の日高校生サミットに参加する世界各国の高校生に、和歌山県と宮城県に分かれて、それぞれ地元の高校生と交流することで、世界津波の日に対する理解を深めてもらおうというものです。
あすは、高校生サミットに参加する世界16カ国の高校生およそ150人と、スタディツアーの参加を希望した和歌山県内の高校生およそ80人が、和歌山市の県防災センターを訪れ、施設の見学などを行うほか、生徒同士の交流を深めるため、和歌山城も訪れます。
あさっては、湯浅町の県立耐久高校で、世界の高校生と耐久高校の生徒が、無害な煙で災害時の視界を体験するほか、起震車での地震体験や消火訓練などに取り組みます。また、稲むらの火の館を訪れ、広川町の出身で、津波から村人を救った物語「稲むらの火」のモデルとして知られる濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)について学びます。
「世界津波の日 高校生スタディツアー」は、あすとあさっての2日間、県内各地で行われ、25日から「世界津波の日高校生サミットin黒潮」が始まります。