新宮市で最高気温が35度まで上がるなど、きょう(2日)も県内各地で、厳しい暑さが続き、高野山など山間部ではやや強い雨が降りました。
各地の最高気温は、新宮市で35・0度で、先月(7月)28日以来の猛暑日となったほか、かつらぎ町で34・6度、日高川町川辺で34・3度など、各地で厳しい暑さとなりました。和歌山市の最高気温は33・1度でした。
平野部では、最低気温も高く、和歌山市の27・6度を最高に寝苦しい夜が続いています。最低気温が25度を下回らない熱帯夜は、串本町潮岬で8日連続、和歌山市と新宮市が7日連続、白浜町が5日連続となっています。
また、上空の寒気と強い日射の影響で、午後3時すぎに竜巻注意情報が発表されるなど、大気が不安定となっていて、高野山や田辺市龍神などで日中、短い時間ながらやや強い雨が降りました。
和歌山地方気象台では、このあと夜の始めごろにかけて、県内の多いところで1時間に40ミリの強い雨が降るおそれがあるとして、気象情報を発表して注意を呼びかけています。局地的に雷を伴った激しい雨や激しい突風、落雷、また、浸水や河川の増水にも注意が必要としていて、農作物の管理にも注意を呼びかけています。
また、大阪管区気象台では、あす(3日)の近畿地方は、日中も気温が35度以上になるところがあるとして、高温注意情報を発表して、熱中症対策など、健康管理に注意するよう呼びかけています。それによりますと、和歌山市のあすの最高気温の予想は34度となっています。