市立和歌山高校の全校生徒が商品の仕入れや販売などに取り組む、恒例の「市高デパート」が、あす(19日)とあさっての2日間、和歌山市六十谷(むそた)の市立和歌山高校で開かれます。
「市高デパート」は、1977年、昭和52年から始まった「市和商デパート」以来、今年で40回を迎え、会場の設営から商品の仕入れ、販売、決算まで生徒自らで取り組む全国でも珍しい勤労体験学習です。今年は47の店舗を出店し、食料品や日用品およそ1000種類を販売します。中でも人気は鮭で、毎年、2日間でおよそ1000匹がすぐに売り切れるほか、およそ30年前から販売しているという「市高まんじゅう」や、去年から販売を始めた「みかんまるシフォンケーキ」などのオリジナル商品、それに野菜や果物などが市価よりも安く販売されるとあって今年も1万人以上の来場を見込んでいます。
市高デパートは、午前9時30分から行われ、初日のあす(19日)は午後2時まで、2日目のあさっては午後0時30分まで、和歌山市六十谷(むそた)の市立和歌山高校で開かれます。