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平成28年度和歌山市文化表彰に4人1団体(写真付)

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今年度(2016年度)の和歌山市文化表彰の表彰式が、きょう(15日)、和歌山市の和歌の浦アートキューブで開かれ、受賞者に賞状やメダルなどが授与されました。

文化表彰を受ける名手隆子さん(右)

文化表彰を受ける名手隆子さん(右)

和歌山市文化表彰は、和歌山市の文化・芸術の発展に特に功績のある個人や団体を毎年表彰するもので、ことしで35回目を迎えました。今回の表彰では、文化賞に1人、文化功労賞に2人、そして文化奨励賞に1人と1団体が選ばれました。

文化賞を受賞した書家の名手隆子(なて・たかこ)さん82歳は、かな書の研鑽を深め、後進の指導にもあたり日本の書道文化の振興に功績を残しました。このほか文化功労賞には、歌舞伎などで演奏される伝統文化の「長唄(ながうた)」の奏者として活躍する兵谷晶子(ひょうたに・しょうこ)さん63歳と、和歌山でフラメンコの普及に尽力したフラメンコ舞踏家の森久美子(もり・くみこ)さん61歳が選ばれ、文化奨励賞には、国内外で活躍しているヴァイオリニストの北島佳奈(きたじま・かな)さん35歳と、戦国時代に和歌山で活躍した雑賀孫市(さいか・まごいち)など、和歌山市の歴史文化をPRしている「孫市の会」が選ばれました。

(左から)「孫市の会」の森下会長、兵谷さん、名手さん、森さん、北島さん

(左から)「孫市の会」の森下会長、兵谷さん、名手さん、森さん、北島さん

きょう午前10時から、これまでの受賞者らも出席して行われた表彰式で、受賞者を代表して挨拶した名手さんは、「半世紀以上続けてこられたのは何よりも書が好きだったからです。これからも気負わず研鑽を続けるとともに、指導者として書の魅力を若い人に伝えていきたい」と話しました。

表彰式では和歌山市の尾花正啓市長から受賞者に表彰状が手渡され、一人一人の首にメダルがかけられたほか、孫市の会には表彰盾が贈られました。


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