今夜(15日)の満月は、68年前の1948年1月以来となる「スーパームーン」ですが、残念ながら和歌山県内で見るのは難しそうです。
ウェザーニューズによりますと、月と地球が最接近するのはきょう午後8時20分すぎで、その距離はおよそ35・7万キロとなります。和歌山地方気象台によりますと、今夜の和歌山県内は全域に分厚い雲がかかり雨が降る見込みで、和歌山地方気象台は「スーパームーンの観測は難しい」と話しています。
紀美野町にある関西随一のススキの名所「生石(おいし)高原」では今夜、スーパームーンを楽しみながらススキの草原を歩くイベント「ナイトウォーキング」が行われる予定でしたが、中止となりました。みさと天文台では、きょう未明に撮影した月の写真をインターネットで公開していて、今夜も「もし撮れたら追加で掲載する」と話しています。
ところで、ウェザーニューズの天気番組「SOLiVE(ソライブ)24(にじゅうよん)」では、天候の良い場所からスーパームーンの様子がきょう午後9時から午後11時まで生中継され、ニコニコ生放送などの動画サイトで配信されます。
次に同じぐらいの大きさとなるのは18年後の2034年11月26日だということです。