和歌山県をはじめとする近畿の府県などで2021年に開催する「関西ワールドマスターズゲームズ2021」組織委員会の総会が、きょう(26日)、大阪市内のホテルで行われ、32競技55種目の競技会場地が決定しました。
きょう午後3時過ぎから大阪市のシェラトン都ホテル大阪で開かれた総会には、和歌山県の仁坂吉知事など関西広域連合の関係者や日本体育協会の森喜朗名誉会長、スポーツ庁の鈴木大地長官、実施競技団体の代表ら出席し、大会の協競技会場を発表しました。
大会には5万人の参加を見込んでいて、和歌山県内では、和歌山市でセーリング、ウインドサーフィン、ダンススポーツ、バレーボール、海南市で射撃、田辺市で駅伝、上富田町でハーフマラソンの7競技が開催されることになりました。
仁坂知事は、「世界のマスターズと競争できる、こんな良い機会はなく、予選もないので、多くの人に加してもらいたい。訪れる人には、みんなでおもてなしをして和歌山は素晴らしいと思ってもらえるよう努力したい」と語りました。
ワールドマスターズゲームズは、IMGA国際マスターズゲームズ協会が4年ごとに主宰する、原則30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会です。
オリンピックの翌年に開かれ、第1回は1985年にトロントで開かれました。
2013年(第8回大会)はイタリア・トリノで開催され、次回大会(第9回大会)は、2017年にニュージーランドのオークランドで開催予定です。
そして、2021年5月に第10回の記念大会として、アジアで初めて関西で開催されます。