みなべ町と和歌山放送、紀伊民報が主催する「第27回 梅の里社会人野球大会」は、きょう(23日)みなべ町の清川球場で準々決勝4試合が行われ、「ヤマスポ」「中万呂・丸政(なかまろ・まるまさ)」「トラッカーズ」「赤帽清水(あかぼうしみず)」の4チームが勝ち、準決勝進出を決めました。
平成元年に清川球場が完成したことを記念して、紀南地方の社会人野球の発展と、地域の振興を目的に始まったこの大会は、今年27回目を迎え、地元のみなべ町と田辺・西牟婁地方の社会人野球チームあわせて16チームが参加して、今月16日から始まりました。
大会2日目のきょうは、1回戦を勝ち抜いた8チームが戦いました。
第1試合の「すさみクラブ」対「ヤマスポ」は、激しい点の取り合いのすえ、7対4で初出場の「ヤマスポ」が勝ちました。
去年、おととしの決勝戦に続く顔合わせになった第2試合の「中万呂・丸政」対「田中野球クラブ」は、6回の攻撃で、けん制悪送球であげた1点を守った「中万呂・丸政」が勝ちました。
第3試合の「やんちゃ」対「トラッカーズ」は1点を争うゲーム展開となって規定の7回で決着がつかず、8回以降ノーアウト1・2塁で攻撃を始めるルールで延長戦し、9回に2点を挙げた、初出場のトラッカーズが勝ちました。
第4試合の「赤帽清水」対「SWAT9(スワット・ナイン)」は、赤帽清水が、6回3ランホームランなどで得点を重ね、5対1で勝ちました。
来月6日の準決勝は、第1試合は「ヤマスポ」対「中万呂・丸政」第2試合は、「トラッカーズ」対「赤帽清水」が対戦します。この日は午後1時から決勝戦が行われ、和歌山放送は紀南エリアで実況放送します。