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大黒65周年記念式典 大阪市で開催(写真付)

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和歌山市に本社のある医療機器販売会社「大黒」グループの創立65周年記念式典と祝賀会が、きのう(10/2)、大阪市のリーガロイヤルホテルで開かれ、関係者およそ530人が出席しました。

鏡開きする関係者

記念式典では、来賓として下宏(しも・ひろし)副知事らが出席する中、大黒グループの堀井孝一(ほりい・こういち)代表・CEOが挨拶し、「大黒は、和歌山に育てていただきました。これからは恩返しをしていきたい」と述べるとともに、現在の業績や、今後の方向性などを発表しました。

挨拶する堀井孝一代表

挨拶する堀井孝一代表

また、記念祝賀会で、堀井代表は、新たに今(10)月1日付で入社し執行役員となった堀井啓(ほりい・けい)氏と夫人の麻衣(まい)さんを、養子と養女にしたことを発表し、あわせて2人の長女、愛梨(あいり)ちゃんを紹介しました。

新しい家族を紹介する堀井代表(写真・右)

新しい家族を紹介する堀井代表(写真・右)

また、記念講演も行われ、有田市郷土資料館館長の寺西貞弘(てらにし・さだひろ)さんが、「紀州を駆け抜けた偉人・秀吉」と題して講演しました。

講演する寺西さん

講演する寺西さん

この中で、「和歌山」という地名について、寺西さんは、「天正13(1585)年、紀州に攻め込んだ秀吉が、京都の公家を含む当時の人々が憧れ、よく知られている「和歌の浦」の奥にある山、「和歌山」に城を築くと書かれた秀吉の文書が残っていることから、「最初に『和歌山』という地名を使ったのは秀吉だ」との自説を展開しました。

そして、「和歌の浦がある地域を『和歌山』と命名したのは秀吉で、これが大河ドラマなどに取り上げられないのは残念」と語ると、会場から大きな拍手が起きていました。

寺西さんは、2009年に和歌山放送で放送された堀井さん出演の番組「和歌山偉人伝~ご存知ですか紀州のこの人~」の台本・原稿を執筆するとともに、大河ドラマを先取りして去年放送された「紀州・真田幸村いざ出陣!」では、番組を監修し堀井代表と番組に出演しました。

大黒グループは、1952(昭和27)年10月、有限会社・大黒医科器械店として創業し、現在は医療機器販売の株式会社となった大黒を核とする企業グループで、中心を担う大黒は、1992(平成4)年11月、堀井孝一(ほりい・こういち)氏が第2代社長に就任し、今年3月末のは339億9千万円となっていて、堀井代表は、「2020年には、売上高500億円を目指す」としています。


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