JICA(ジャイカ)・国際協力機構による開発途上国支援活動に、和歌山県から男女5人がアジアやアフリカ、中南米にそれぞれ派遣される事になり、きょう(23日)午後、和歌山県庁の下宏(しも・ひろし)副知事を表敬訪問しました。
訪れたのは、野球の指導のため南米のペルーに派遣される森敏郎(もり・としろう)さん24歳と、小学校教員として南米のコロンビアに派遣される山口耀平(やまぐち・ようへい)さん26歳、ベトナム・ホーチミン市の医療薬科大学病院に派遣される作業療法士の溝口景子(みぞぐち・けいこ)さん27歳、青少年活動でアフリカのガーナ共和国に派遣される楠原英莉(くすはら・えり)さん29歳の青年海外協力隊員4人と、南米・ボリビアの職業訓練学校にシニア海外ボランティアとして派遣される看護師の藤畠眞利子(ふじはた・まりこ)さん68歳の5人です。
5人は午後1時半ごろ、JICAの職員らとともに県庁のを訪れ、下副知事に派遣を報告しました。
最年長となるシニア海外ボランティアの藤畠さんは「念願が叶いました。頑張ってきます」と笑顔で意気込みを語りました。
下副知事は「どうか気をつけて、無事に任務を果たしてください。素晴らしい経験になるので、和歌山にも還元して貰えたら」と5人を激励しました。
5人は来月(10月)から再来年(2018年)の3月まで2年間、それぞれの国で任務に励みます。
今月(9月)末現在、JICAの海外派遣で活躍している和歌山県出身者は19人です。