セーリングのJ24(ジェイにじゅうよん)世界選手権がきょう(9/19)から和歌山市の和歌浦湾をレース会場にして行われるのを前に、きのう、和歌山市のホテルでオープニングセレモニーが開かれました。

会場には多くの選手(和歌山市毛見・和歌山マリーナシティホテル2階で)
セレモニーは、昨夜6時から、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティホテルで開かれ、レースに出場するアメリカやイギリス、ドイツやペルー、日本など7か国41チームの選手らおよそ250人が出席しました。

挨拶した仁坂知事
セレモニーでは、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が挨拶し、「かつて日本の中心は奈良にあり、世界へ出ていく船は、和歌山から出て行った。いま世界の皆さんが、和歌浦に集まってきてくれているのは、意義深いこと。力一杯競技を繰り広げてください」と歓迎しました。

挨拶した桑原・日本セーリング連盟副会長

挨拶したシューカー・国際J24協会副会長
このほか、公益財団法人・日本セーリング連盟の桑原啓三(くわはら・けいぞう)副会長や国際J24協会のマリアンヌ・シューカー副会長が挨拶し、仁坂知事らとともに、鏡開きでレースの開催を祝いました。

鏡開きで大会の開催を祝う
J24は、アメリカ・Jボート社製の全長7・3メートル、重さ1・3トンのセーリングボートで、レースでは、体重あわせて400キロ以内の4人から6人程度が乗って速さを競います。
和歌浦湾を会場に行われる今回のレースには、アメリカやイギリス、ドイツやペルーなど海外11チームと、国内の30チームのあわせて41チームが出場し、1レースにつき、15キロ程度のコースを走り、最大10レースをこなして着順のトータルを競います。
和歌山県からも日吉染業(ひよしせんぎょう)ヨット部とblau(ブラウ)の2チームが参加しています。

大太鼓の演奏が会場を盛り上げた
レースは、きょうから今月23日まで行われます。