きょう(26日)午後、紀の川市と田辺市で、水の事故が相次ぎ、川遊びをしていた15歳の高校生と18歳の会社員の男性のあわせて2人が行方不明になり、警察や消防が捜しています。
きょう午後4時ごろ、紀の川市竹房(たけぶさ)の紀の川で、近くにいた女性から「高校生の男の子が溺れている」と警察に通報がありました。岩出警察署によりますと、行方が分からなくなっているのは、新宮市に住む高校1年の男子生徒で、友だち5人で、川遊びにきていて「足がつった」という声が聞こえたあと、姿が見えなくなりました。警察と消防で、付近を捜索しています。
一方、午後4時すぎ、田辺市秋津川(あきづがわ)の右会津川(みぎあいづがわ)で、友だち2人と川遊びに来ていた白浜町の会社員、天野遼二(あまの・りょうじ)さん18歳の行方が分からなくなりました。一緒に川遊びをしていた友だちが、天野さんの姿が見えなくなったことに気づいて、消防に通報しました。田辺警察署員や消防などで付近を捜索しています。
きょうの和歌山県地方は、よく晴れた上、各地で真夏並みの暑さとなり、川遊びや海水浴する人の姿が多くみられました。また、前日(25日)も和歌山市内の海で2人が死亡するなど、県内で、水難事故が相次いでいます。