和歌山地方気象台はきょう(9/7)、台風13号に関する気象情報を発表し、あす未明から明け方にかけて和歌山県に最接近するとして、土砂災害や河川のはん濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。
台風13号は、きょう午後3時には、種子島の東およそ160キロの海上にあって、1時間におよそ30キロの速さで東北東へ進んでいます。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側220キロ以内と北西側110キロ以内では、風速15メートル以上の強風となっています。
台風13号は、北東に進み、あす未明から明け方にかけて和歌山県に最も近づく見込みです。
今後、降る雨の量は、南部では、あす明け方にかけて、北部では、今夜はじめ頃からあすの明け方にかけて、それぞれ局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みで、多いところで、1時間に北部50ミリ、南部70ミリの雨が予想されています。
海上では、南部であす昼前にかけて北部で今夜はじめ頃からあす昼前にかけて風が強くなり、波も高くなります。
おととい午後9時の降り始めからの雨量は、串本町潮岬で184ミリ、古座川町西川で168・5ミリ、那智勝浦町色川で120ミリとなっていて、気象台は、土砂災害や浸水害、河川の増水やはん濫に警戒するよう呼びかけています。