飲食店に用心棒代を要求したとして和歌山東警察署は、きょう(6日)指定暴力団山口組傘下の組長と組員に中止命令を出しました。
警察の調べによりますと、和歌山市に住む49歳の組長と50歳の組員は、おととし(2014年)7月からことし7月にかけて、和歌山市内の居酒屋に、用心棒代を要求し、およそ30回にわたり、あわせておよそ340万円を受け取りました。
和歌山東警察署は2人に対し、今後この居酒屋の男性経営者に用心棒代を要求しないよう、暴力団対策法に基づく中止命令を出しました。
この2人はことし5月にも用心棒代として和歌山市内のラウンジに5回にわたってあわせて40万円を要求したとして、和歌山東警察署から中止命令を受けています。警察は、2人が他の店にも用心棒代を要求していないか調べることにしています。