紀陽銀行は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の保全や活用に役立てるための寄付を行い、きょう（６日）県から感謝状を贈られました。
紀陽銀行・原口部長(左)と県・岡本部長
紀陽銀行ではＣＳＲの一環として、預金総額の０・０１％相当を県・世界遺産協議会に寄付する「世界遺産定期預金」を行っていて、今回、およそ１９０万円を寄付しました。寄付は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の参道の修繕や、小中学生が現地学習を行う次世代育成事業の支援などに活用されます。
きょう午前１０時から県庁で行われた感謝状の贈呈式では、県・世界遺産協議会・副会長で県・商工観光労働部の岡本圭剛（おかもと・よしたけ）部長が紀陽銀行営業推進部の原口裕之（はらぐち・ひろゆき）部長に感謝状を手渡しました。原口部長は「世界遺産を次の世代につないでいくためにも、今後も地域の人と一緒になって地元の環境や世界遺産の保全に貢献したい」と話していました。
「世界遺産定期預金」による寄付は今回で５回目でこれまでに寄付した総額はおよそ１２００万円となりました。紀陽銀行では寄付のほかに、社員自らが参道の道の土が流れないよう修繕する保全活動にも取り組んでいます。