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JR西日本・紀勢線の土砂流入現場を公開(写真付)

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JR西日本・和歌山支社は、台風11号で斜面の土砂が崩れ紀勢線の線路を塞いだ広川町(ひろがわちょう)の復旧工事現場を、きょう(23日)報道関係者に公開しました。

土砂の除去作業現場(7月23日・広川町西広)

JR紀勢線の土砂の除去作業現場(7月23日・広川町西広)

先週、四国や中国を縦断した台風11号は、和歌山県にも大雨をもたらし、今月(7月)17日、JR紀勢線の広川ビーチ駅と紀伊由良(きいゆら)駅の間にある、広川町西広(にしひろ)の斜面が幅およそ34メートル、高さおよそ18メートルにわたって崩れ、1000立方メートルあまりの土砂が流れ込みました。

架線の撤去作業

架線の撤去作業

紀勢線はこの区間を含む、有田市(ありだし)の箕島(みのしま)駅と御坊市(ごぼうし)の御坊駅の間で現在も運転を見合わせていて、バスによる代行輸送を行っています。

JR西日本・和歌山支社では、今月末の復旧を目指して24時間体制で工事を行っていて、きょう工事現場を報道関係者に公開し、田中徳和(たなか・のりかず)副支社長が状況を説明しました。

工事の状況説明をするJRの田中副支社長

工事の状況説明をするJRの田中副支社長

田中副支社長は、災害による不通を詫びた上で、一日も早い復旧に努める方針を改めて示しました。

広川ビーチ駅前に到着した箕島駅行きの代行バス

一方、広川ビーチ駅では、きょうから泊まりがけで、大阪の天王寺(てんのうじ)に向かう地元の主婦が、大きな荷物を抱えて、箕島駅行きの代行輸送のバスを待つ姿が見られました。

主婦は「自分で車を運転できないので、自宅から駅まで30分歩いてきた。何日も電車が運休するのは珍しい。災害なので仕方が無いが、早く復旧して欲しい」と話していました。


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