和歌山東警察署はきょう(17日)パトカーの追跡を受けて逃走中に赤信号で停車中の車に追突して玉突き事故を起こしたとして過失運転致傷の疑いで和歌山市の44歳の男を緊急逮捕しました。
警察によりますと和歌山市杭ノ瀬の無職・本田和義(ほんだ・かずよし)容疑者44歳はきょう午前5時すぎ、和歌山市田中町5丁目の道路で、赤信号で停車していた和歌山市の63歳の男性が運転する車に追突し玉突き事故を起こしました。この事故で男性が右腕に軽いけがをしたほか、本田容疑者も肋骨を折る大けがをして病院で治療を受けました。
本田容疑者は事故の前に事故現場からおよそ1・6キロ離れた和歌山市鳴神の花山交差点内で赤信号で停止線を越えて停車したためパトカーで警ら中の警察官に停止線まで下がるよう求められましたが応じず逃走していました。
調べに対し本田容疑者は玉突き事故を起こしたことを認めていて、警察は、警察官の指示に従わず逃走した理由などについて調べることにしています。