きのう(13日)午後、紀の川市内の民家で火事があり、住民の男性1人が死亡しました。
きのう午後7時前、紀の川市長田中(ながたなか)のアルバイト、小川孝一(おがわ・こういち)さん59歳の自宅2階で火事が発生したという119番通報があり、消防が駆け付けたところ、火は、すでに家人により消し止められていました。
この火事で、小川さんの長男で、無職の剛志(たけし)さん30歳がヤケドをして病院に運ばれ、手当てを受けていましたが、きょう(14日)午前9時すぎ、死亡が確認されました。
建物は、木造2階建ての住宅の2階洋室のベッドの一部など0・9平方メートルが焼けたにとどまりました。
岩出警察署によりますと、死亡した剛志さんは、下半身を中心にヤケドをしていたということで、遺体を司法解剖して死因を調べるとともに、出火当時の状況や出火原因を詳しく調べています。小川さんは3人家族でした。