和歌山県が優れたものづくりの技術を持つ県内の企業に登録証を交付する、今年度(2016年度)1回目の「1社1元気技術」登録企業がこのほど発表され、12件が追加登録されました。
これは、県が2005年度に創設した制度で、これまでに県内で累計282件が登録されています。
今回追加登録されたのは、有田市(ありだし)の早和果樹園(そうわかじゅえん)による、有田みかんの皮から漢方薬の原料ともなる陳皮(ちんぴ)の製造技術や、紀の川市の吉田染工(よしだせんこう)による染色無人化プラント、それに海南市の平和酒造による「紀州の風土」を伝える酒造りの技術など、12社・12件のものづくり技術です。
県では、今回追加登録された企業に登録証を交付するほか、県のホームページにも掲載して広く発信します。
これで、1社1元気技術に登録されたのは累計で294件となり、県では引き続き企業からの申請を受け付けています。