NPB(日本プロ野球機構)のチーム同士としては11年ぶりに県営紀三井寺球場での開催となった、ウエスタンリーグ公式戦のオリックスバファローズ対福岡ソフトバンクホークスの試合が、きょう(13日)午後、行われ、多くの観衆がプロのプレーに魅了されていました。
県営紀三井寺球場で、NPBのチーム同士として11年ぶりに開催された、この試合には2192人の観衆が詰めかけました。
試合前の外野グラウンドでは親子がキャッチボールをしたほか、紀の国わかやま国体のマスコットキャラクター「きぃちゃん」も詰めかけ、試合前にきぃちゃんダンスを披露しました。また、売店コーナーでは両チームのグッズも販売され、観客がグッズを買い求めていました。
そして試合開始時には、子供たちが作った花道をスターティングメンバーが通り、それぞれのポジションに就きました。
試合では古座川町出身のソフトバンク・巽真悟(たつみ・しんご)投手もリリーフで登板し、大歓声の中、2イニングを無失点に抑えました。
和歌山市立明和中学校3年生で野球部に所属している川西正悟(かわにし・しょうご)さんは「想像以上に点数が入って楽しいです。ソフトバンクのカニザレス選手の打球の速さがすごかったです。自分はセカンドをしているので、今後の参考にしたいです」と話していました。
試合は7対6で、ソフトバンクが打撃戦を制しています。