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国交省・紀の川水系の洪水浸水想定区域公表

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国土交通省和歌山河川国道事務所は、きょう(14日)、想定される最大規模の雨で、和歌山県内の紀の川と貴志川(きしがわ)が氾らんした場合の新たな浸水想定区域などをホームページで公表し、各市町村へハザードマップの作成などに役立てるよう求めています。

2011年の紀伊半島大水害など、豪雨災害が繰り返し発生していることを受け、去年(2015年)7月、水防法が改正され、想定される最大規模の雨をもとにした浸水想定区域図などの作成が河川管理者である国などに義務付けられ、和歌山県では紀の川と貴志川を直轄管理する国土交通省が浸水想定を作成したもので、最初に公表した2006年以来の見直しとなります。

浸水想定区域図では、1000年に1回降る戦後最大級の雨として、橋本市の上流で2日間に678ミリ、岩出市の上流で2日間に565ミリなどと想定し、水深を0・5メートル未満から20メートル未満までの5つの段階で示しています。

和歌山市北部の直川(のうがわ)地区周辺をはじめ、紀の川市の貴志川と紀の川の合流地点周辺、それに、橋本・伊都地方の紀の川沿いなどで、5メートルから10メートルと予想されています。

あわせて、同じような規模の洪水で木造家屋の倒壊が想定される区域や、浸水が継続する時間を示した図も公表されました。

和歌山河川国道事務所は「これらの情報により、市町村長が適切に避難指示や避難勧告などを発令することや、住民の主体的な避難の取組みが進むことを期待する」とコメントしています。


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