来月(7月)10日に投開票が予定されている参議院議員選挙を前に、和歌山県選挙区の立候補予定者による公開討論会が、今月(6月)20日に岩出市の「ホテルいとう」で開かれます。
これは、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、18歳から20歳の大学生などが中心となってつくる「わかやま夢スクール」実行委員会が、立候補予定者の話を直接聞いて、人柄や政策を見極める機会を作ろうと開くものです。
公開討論会には、参議院和歌山県選挙区からすでに立候補を表明している3人が出席する意向を示していて、当日は「若者にアピールする政策」や「政治不信の払しょくのための政策」などについての質問に一人ずつ答えるほか、立候補予定者同士の討論も行われます。
「わかやま夢スクール」実行委員会の副委員長で桃山学院大学3年の西端崇典さん20歳は「選挙に行きたいと思ってもらえるようにたくさんの若い人に来てもらいたい」と多くの参加を呼びかけています。
和歌山県選挙区の立候補予定者公開討論会は、今月(6月)20日に岩出市の「ホテルいとう」で開かれます。定員はおよそ300人、入場は無料で、誰でも参加できます。
来月の参議院選挙に和歌山県選挙区からは、無所属の新人・由良登信(ゆら・たかのぶ)氏と、幸福実現党の新人・西本篤(にしもと・あつし)氏、それに、自由民主党の現職・鶴保庸介(つるほ・ようすけ)氏の3人が立候補を表明しています。