和歌山県警察本部の幹部や県内14の警察署長らが、今後の課題や取り組みを話し合う、臨時の県下警察署長会議が、きのう(3日)和歌山西警察署で開かれ、この夏の参議院議員選挙における取り締まりなどについて話し合われました。
きのう午後3時から非公開で行われた会議には、県警本部の直江利克(なおえ・としかつ)本部長をはじめ、県警本部の各部長、それに14の警察署長ら合わせておよそ60人が出席しました。
この中で直江本部長は、今回の選挙が選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて以降、初めての国政選挙となることや、与野党の激しい選挙戦が予想されることに触れ、「選挙管理委員会と連携し、選挙の公正を確保するため、悪質な選挙違反については徹底して取り締まる」と話しました。
また、的確に選挙違反を取り締るための情報共有や警戒警備、公職選挙法の周知の徹底、インターネットを利用した誹謗中傷・なりすましへの対応などに万全を期すことを訴え、各警察署長らに「強いリーダーシップで厳正公平な取り締まりを徹底してほしい」と呼びかけました。