海南市の小学生と園児の女の子2人が、腸管出血性大腸菌O-157に感染していることが分かりました。
県・健康推進課によりますと、2人の女の子は別々の世帯で、このうち小学生の女の子は先月27日に腹痛や下痢などの症状を訴え、園児の女の子も先月30日から同様の症状を訴えていました。
診断の結果、きょう(4日)までに、それぞれの便から腸管出血性大腸菌O-157とベロ毒素を検出しました。2人の女の子はともに快方に向かっているということで、海南保健所はそれぞれの家族に消毒と手洗いなどの二次感染予防の指導を行っています。
県・健康推進課によりますと、腸管出血性大腸菌O-157の発病患者は今年に入って初めてです。