6月定例和歌山県議会は、2日目のきょう(3日)正副議長選挙が行われ、新しい議長に自民党県議団の浅井修一郎(あさい・おさいちろう)議員、副議長に自民党県議団の服部一(はっとり・はじめ)議員がそれぞれ選出されました。
これは、きょうの本会議で、前芝雅嗣(まえしば・まさつぐ)議長と藤山将材(ふじやま・まさき)副議長が相次いで辞職願を提出したことを受け、正副議長選挙が行われたものです。
投票の結果、浅井議員が42票満票を得て第87代議長に、服部議員が42票中39票を得票して第92代副議長にそれぞれ選出されました。無効票は、副議長選挙で3票ありました。
浅井議長は有田市(ありだし)出身の66歳、有田市選挙区選出で現在4期目、2012年に副議長を務めています。浅井議長は就任のあいさつで「浅学非才(せんがくひさい)だが、初代の濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)議長をはじめ先輩諸氏の名を汚さぬよう、公正・公明な議会運営に努めたい」と抱負を語りました。
服部副議長は、紀の川市出身の75歳、紀の川市選挙区選出の3期目で、文教委員会や議会運営委員会の委員長などを歴任しています。服部副議長は「浅井議長を支え、前向きで活発・公正な議会にしたい」と意気込みを語りました。
和歌山放送では、きのう(2日)岩出市の旧・県議会議事堂で開かれた本会議と、きょう、県庁の本会議場で開かれた本会議の模様を午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。