和歌山市の飲食店で食事をした3人が、食中毒の症状を訴え、和歌山市保健所は食事を提供した店を、きょう(7/17)から3日間の営業停止処分にしました。
和歌山市保健所によりますと、今月9日の午後7時頃に、和歌山市太田の「紀州鴨と赤鶏の食べ処 楽~GAKU~」で食事をした2人と別のグループの1人が、その後、腹痛や下痢などの症状を訴え、医師の診察を受け、検査したところ、3人の便からカンピロバクターが検出されました。
このため和歌山市保健所は、カンピロバクター菌による食中毒と判断し、3人に共通する食事が、この店のメニューだけだったことから、これが食中毒の原因と断定しました。
共通のメニューは、「鶏の造りの盛り合わせ」で、保健所は、「鶏肉は、カンピロバクターに汚染されている可能性が高いので、しっかり火を通して食べるようにしてほしい」と話しています。
なお感染した3人は、入院することもなく、全員、快方に向かっているということです。