原水爆の禁止を訴えながら全国を巡る「2016年原水爆禁止和歌山県国民平和大行進」が、きょう(28日)和歌山市内など2つのルートで行われ、核兵器の無い平和な世界の実現を訴えました。
これは、和歌山県原水協などによる実行委員会が、全国運動の「原水爆禁止国民平和大行進」の一環として毎年行っているもので、ことしは、被爆者の生きている間に何としても核兵器をなくしたいという強い意思に応えるため、「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」に合わせて取り組んでいます。
きょう(28日)の平和大行進は、午前10時に和歌山市役所を出発する和歌山市内のルートと、同じく午前10時に広川町役場から湯浅町にかけて歩く2つのルートで行われ、参加者らは横断幕やのぼりなどを手に、核兵器の無い平和な世界の実現を訴えました。
平和大行進は、今月30日に海南市、31日に紀美野町など行われた後、橋本市など紀北地方の市や町を経て、来月(6月)8日に三重県紀宝町(きほうちょう)に到達し、ゴールとなる広島市の平和公園には、8月4日に到着する予定です。