菓子メーカー大手で新潟市に本社がある亀田製菓が、人気商品「亀田の柿の種」の発売50周年を記念して行った地域限定商品のインターネット人気投票「ご当地選手権」で、和歌山代表の「ぶどう山椒」が1位となりました。
「柿の種ぶどう山椒」は、亀田製菓が2013年に「柿の種」を花婿に見立てて、最も相性の良い食材となる「花嫁」を全国から公募し、人気投票の結果、「ぶどう山椒」が選ばれたことで期間限定で販売された商品で、「ぶどう山椒」は、この花嫁選抜投票に続き、2連覇となりました。
今回の人気投票は、ことし3月下旬からおよそ1か月間行われたもので、その結果、ぶどう山椒は、総投票数の3分の1以上となる1300万票を越える得票で、2位以下を大きく引き離して1位となりました。これにより、「亀田の柿の種ぶどう山椒」は、ことし10月3日から、全国発売されることが決まりました。
ぶどう山椒は、和歌山県が全国のおよそ8割を生産する日本一の産地で、有田川町や紀美野町などで栽培され、今が出荷のピークとなっています。果実の粒が大きく、房がぶどう状になっていて、ピリッと辛く、山椒特有の香りが強いのも特徴となっています。