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オンブズマン・県議ら12人政調費不正受給で監査請求

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税金の使い道を監視している市民団体「市民オンブズマンわかやま」は、きょう(19日)政務調査費を不正に受給したとして、和歌山県議会の現職議員9人に1380万円余りを返還するよう、県に対して住民監査請求を行いました。

請求によりますと、いずれも自民党県議団で、和歌山市選出の尾崎太郎(おざき・たろう)議員と、新島雄(にいじま・たけし)議員、海南市・海草郡選出の藤山将材(ふじやま・まさき)議員、紀の川市選出の山田正彦(やまだ・まさひこ)議員、有田郡(ありだぐん)選出の吉井和視(よしい・かずみ)議員、御坊市(ごぼうし)選出の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員、日高郡選出の花田健吉(はなだ・けんきち)議員、東牟婁郡(ひがしむろぐん)選出の谷洋一(たに・よういち)議員と前芝雅嗣(まえしば・まさつぐ)議員の9人は、いずれも2006年度から2012年度に支給された政務調査費のうち、事務所費や事務費、人件費について、事務所の併用による按分率(あんぶんりつ)を超える違法な支出があったとして、既に時効となった分を除いたあわせて1380万円余りを返還するよう求めています。

また請求では、元議員3人にも862万円あまりの違法な支出があったと指摘していて、県知事が返還請求を怠ったため時効を迎えたとして、県に対し、9人の現職と元議員を含めた12人の時効分・2452万円余りの損害賠償を求めています。

市民オンブズマンわかやまの畑中正好(はたなか・まさよし)事務局長は「ほかにもガソリン代や自動車リース代の支出で不正が疑われる議員がいると考えていて、準備が整い次第、順次、住民監査請求を行う」と話しています。


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