公益財団法人・国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川が和歌山市立こども科学館に新しい展示機器を贈ることになり、きょう(30日)、寄贈式が行われました。女性の地位向上などの問題に取り組み、地域に密着した奉仕活動を行っている「国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川」は、「すべての子どもたちに夢と輝く笑顔を!」をテーマに行ったチャリティーバザーで得た収益金50万円でモニター展示機器を寄贈しました。自然の事象を映像で解説する、ふしぎたいけん科学館「自然のふしぎ」で使用する液晶テレビで、こども科学館の職員が撮影や制作した9種類のビデオを視聴できます。機器は1階展示フロアーにある「郷土の自然コーナー」の一角に設置されました。国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川の寺下美紀子(てらした・みきこ)会長は、「子どもたちが自然に興味を持って心豊かに成長し、未来の科学者に育ってくれれば」と話しました。こども科学館の津村光則(つむら・みつのり)事務長は、「科学館が開館以来撮りためてきた自然のビデオを見てもらえて嬉しい。操作が簡単で良いですね。」と話しました。寺下会長から目録を手渡された和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「子どもたちに和歌山市の自然の豊かさや自然の不思議さに興味を持ってもらう貴重な展示を贈っていただきたいへん嬉しい」と笑顔で話しました。
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