和歌山県はきょう(9日)、岩出市立根来保育所の幼児26人が、下痢やおう吐の症状を訴え、このうち3人の便からロタウイルスが検出されたと発表しました。
和歌山県健康推進課によりますと、先月26日からきょうにかけて、4歳と5歳の年中クラスの幼児あわせて60人のうち、26人が下痢やおう吐の症状を訴え、このうち3人の便を検査したところ、いずれからもロタウイルスが検出されました。
このため、県健康推進課は、ロタウイルスによる感染症と判断しました。
26人のうち、きょう昼の時点でも6人が症状を訴えていますが、重症化した幼児はいないということです。
県健康推進課は下痢やおう吐、発熱などの症状が出た場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。