ことし(2016年)5月に行われる御坊市長選挙で、現職の柏木征夫(かしわぎ・いくお)市長75歳がきょう(9日)の市議会で、7選を目指して立候補することを表明しました。
きょう開かれた3月定例御坊市議会の一般質問で、向井孝行(むかい・たかゆき)議員の質問に答えたものです。
柏木市長は「最近の御坊市の状況は、私が貫いてきた『しがらみのない』堅実な市政運営に危惧を感じ、熟慮に熟慮を重ねた結果、出馬する決意を固めました」と述べました。
すでに立候補を表明している二階俊樹(としき)氏の父親で、自民党総務会長の二階俊博衆議院議員について「二階先生は恩師で、先生のおかげで市長になれた。また高校の先輩後輩で長い付き合いがある。いま自分があるのは二階先生の指導の賜物だ」と述べ、先週土曜日、二階総務会長と和歌山市内のホテルで会って立候補の意向を伝えたところ、「がんばれよ」と言われたとも話しました。
御坊市長選挙には自民党和歌山県連と公明党和歌山県本部が推薦する二階俊樹(にかい・としき)氏50歳が立候補を表明していて、保守分裂の選挙になります。
御坊市長選挙はことし5月15日告示、5月22日に投票が行われ、即日開票されます。