和歌山地方検察庁はきょう(7日)、軽油引取税を免れるため、灯油を混ぜた不正な軽油を販売し脱税したとして逮捕された54歳の会社社長の男を地方税法違反の罪で起訴しました。
起訴状によりますと和歌山市永穂の石油製品販売会社・三友(さんゆう)商事社長の福本英男(ふくもと・ひでお)被告54歳は去年1月26日から2月6日までの間、和歌山県知事の承認を得ないで、軽油と灯油を混ぜた炭化水素油あわせておよそ22万リットルを製造したほか、軽油と灯油を混ぜた炭化水素油1061万リットルを販売し、軽油引取税あわせて3億4000万円余りを脱税したとされています。