来月(3月)20日に甲子園球場で開幕する「第88回センバツ高校野球大会」に出場する、和歌山市立和歌山高校の壮行式が、きょう(24日)和歌山市役所の正面玄関前で開かれ、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長や市民らが激励しました。
市立(いちりつ)和歌山は、センバツ出場の重要な参考資料となる去年秋(2015年)の近畿高校野球の初戦で、奈良3位校の平城(へいじょう)に14安打の猛攻を浴びせコールド勝ちし、続く2回戦では兵庫1位校の明石(あかし)商業にコールド負けを喫しましたが、前半5回まで0対0の投手戦を繰り広げ、旧・市和商(しわしょう)時代の2005年以来、11年ぶり5回目の選抜出場を決めました。
きょうの壮行式で尾花市長は「皆さんが目指す紫紺(しこん)の優勝旗にちなんで、紫色のネクタイを締めてきた。多くの市民や県民も活躍を願っている」と激励し、記念品の必勝タオルを贈呈しました。
市立和歌山主将の河﨑真(かわさき・しん)内野手は「心から嬉しく思います。つなぐ野球、諦めない野球で、精一杯戦います」と健闘を誓いました。
また山本昌之(やまもと・まさゆき)校長は「市高(いちこう)らしい粘り強い全力野球を期待しています」とあいさつし、出席者にお礼を述べました。
センバツ高校野球大会は、来月11日に大阪市の毎日新聞オーバルホールで組み合わせ抽選会が行われたあと、20日に甲子園球場で開幕します。