標高300メートルに位置し、「一目三十万本」と称される紀州石神田辺梅林が、きょう(6日)開園し、観梅客を迎えています。
紀州田辺観梅協会によりますと、ことし(2016年)の開花は例年より一週間ほど早く、つぼみがほころび始めていています。見ごろは、2月中旬頃の見込みで、期間中、日曜・祝日には、梅ジュースを作る体験会や焼き芋の販売などがあるほか、今月(2月)21日には、野点や大正琴の演奏、もちまきが行われます。また、遊歩道をゆったりと歩いて、標高400メートルの大蛇峰(おおじゃみね)展望台まで上がることができます。
紀州田辺観梅協会の石神忠夫(いしがみ・ただお)会長は「みなべ・田辺の梅システムの世界農業遺産認定もあり、私たちの顔のほころび方もいつもとは違います。法被姿のスタッフに声を掛けて、会話も楽しんで頂きたい」と来場を心待ちにしています。
紀州石神田辺梅林は、来月(3月)6日まで開園しています。